概況/大引け FRB議長の議会証言を控え、前場の日経平均は一時138円安の14,460円まで下落したが、個別物色に支えられ小幅高に

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,213.24の2.70ポイント高、日経平均は14,615.04円の15.92円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は928、値下がり銘柄数は680。出来高は32億2,382万株。売買代金は2兆3,547億円。

バーナンキ議長が17日~18日の議会証言で、行き過ぎた量的緩和の縮小観測を牽制するのではないかという見方で、昨日のNYダウは反落し、本日の日経平均も前場は一時138円安の14,460円と値下がりしました。

しかし、個別の銘柄に対する物色に支えられ、後場に入ると下げ幅を縮め、小幅高に持ち直しました。

三菱自動車(7211)は、16年ぶりに復配を計画する2014年3月期は、年間配当性向が30%~40%程度になりそうで、配当は一気に10円超になる公算と日経新聞で報じられ大幅高、他の低位株にも好作用をもたらしました。

ソフトバンク(9984)は中国最大の電子商取引運営会社のアリババに36.7%出資していますが、アリババの第1四半期の純利益が前年同期比約3倍の6億6,900万ドル(約660億円)になったことで買われました。

シャープ(6753)はアップル社の9.7インチiPad 5(第5世代iPad)へのディスプレイ出荷を開始したのは6月末ですが、すでに前世代モデル向けのピーク時を超えるシェアとなっているとJPモルガン証券から報告されたことで関心を集めました。アップルが競合/提携関係にあるサムスンへの依存度を減らしていく傾向が続くとなれば、信頼ある二次供給源としてシャープにはチャンスとなるだろうと述べています。

NEC(6701)は中国レノボ・グループと交渉していた携帯電話事業の統合を見送る見通しで、スマートフォン事業から撤退すると報じられ、事業の選択と集中への期待で値上がりしました。

東証と大証の統合で、東証1部市場の上場企業となった王将フード(9936)は、東日本での出店の際に、好物件を紹介してもらえ、出店交渉もスムーズになると期待されています。

日経ジャスダック平均は1,868円の10円安。連結経営・会計システムのソフト開発を行っているディーバ(3836)は2013年6月期の営業利益見通しを4億5,000万円(前期比9.7%増)→6億1,000万円(前期比48.7%増)に上方修正し、年間配当も2012年6月期の8円→2013年6月期は9円の予定でしたが、18円に増配したことも評価され、ストップ高となりました。受注増加と情報システム設計のジール社の子会社化も寄与しました。

東証マザーズ市場のアドウェイズ(2489)は「LINEフリーコイン」の販売を開始したと発表し、ストップ高となりました。

戻る