概況/大引け 上海株の小幅安で、東証は上げ幅縮小。東電は経済同友会ができるだけ早く原発再稼働すべきと述べ大幅高

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,207.48の5.49ポイント高、日経平均は14,568.20円の61.95円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は899、値下がり銘柄数は651。出来高は15億3,971万株、売買代金は1兆2,416億円。

日本の連休中のNYダウは上値は抑制されたものの堅調さを維持したため、東京株式市場も値上がりしましたが、中国のGDPの鈍化を受け、上海株式市場が冴えない動きとなっており、日経平均も上げ幅を縮めました。

東京電力(9501)が大幅高となっていますが、福島県いわき市で夏季セミナーを開いた経済同友会が7月13日に福島第1原発を視察し、長谷川閑史代表幹事(武田薬品社長)が「経済状況やエネルギーの安全保障を考えれば、安全性が担保された原発はできるだけ早く再稼働すべきだ」と述べたことが好感されました。ただ、原発関連の帝国電機製作所は売られています。

IHI(7013)は藻を原料とする航空機向けバイオ燃料を量産すると15日の日経新聞で報じられ、値上がりしました。強みのプラント技術によって藻の体積の5割を燃料として大量生産できる技術にメドをつけました。現在のバイオ燃料の平均価格の10分の1程度で2018年にも東南アジアなどで生産を始め、将来は自動車向けにも用途を広げる考えだそうです。

将来の有人火星探査を担う米航空宇宙局(NASA)の大型ロケットで、日米がエンジンの共同開発を検討。2021年以降に打ち上げる有人対応可能な機種の上段に、三菱重工(7011)などが製造するH3の2段エンジンを搭載し、エンジンと基本設計を共通化し、両国で次世代機のコスト削減につなげるのが狙いと15日の産経新聞で報じられ、三菱重工も買われました。

反面、図研や群栄化学など先週賑わった3Dプリンター関連は反落しました。

本日、東証と大証が合併し、これまで大証単独上場だった銘柄も東証1部市場上場になることで、TOPIX連動型ファンドからの買付けが期待され、銭高組や近鉄百貨店は値上がりしました。 ただ、古野電気は利益確保の売りに反落しました。

KLab(3656)はゲーム事業で減損損失2億5,500万円を計上し、第3四半期の営業赤字10億7,800万円となったため、売られました。

日経ジャスダック平均は1,878円の8円高。ニューフレアテクノロジー(6256)はモルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を新規に「Overweight」で、目標株価は150万円と発表し、113万2千円(前日比15万円高)とストップ高となりました。半導体製造工程においてニッチながら高成長を遂げているマスク描画装置で市場シェア94%を誇る。12年度総利益率は67%、世界で最も利益率の高い半導体製造装置メーカーと紹介し、マルチパターニング (多重露光)はマスク所要増加、描画装置市場拡大をもたらすと解説しています。

リプロセルやデジタルアドバタイジングが買われた反面、ガンホーやいちごグループ、IGポートは売られました。

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