概況/寄り付き TOPIXは811.74ポイントの3.90ポイント高、日経平均は9,874円の45円高。東電以外の電力株は反落。シャープは続伸。郵船ロジスティクスや日本梱包運輸や住友倉庫はバークレイズキャピタルが新規オーバーウエイトで高い。

概況


日経平均 日足 MA(25)、MA(75)

日経平均 日足 MA(25)、MA(75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,180万株、買いは1,830万株でした。

9時15分時点のTOPIXは811.74ポイントの3.90ポイント高、日経平均は9,874円の45円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,121、値下がり銘柄数は330。

昨日のNYダウは100ドル高の13,235ドルでした。オバマ大統領が社会保障で譲歩検討と報じられ、財政の崖の回避が期待されました。

今朝の東京株式市場は安倍政権の政策期待の織り込みも進んでいるのではないかという警戒感を抱えながら、小幅な値上がりに留まっています。

自民党の安倍総裁が17日の記者会見で、内閣発足後ただちに2%の物価上昇率目標を日銀と共有する政策協定(アコード)の検討を関係省庁に指示すると表明しました。
日銀は19~20日の金融政策決定会合で「物価目標」の議論に着手し、来年1月の決定会合で導入の是非を判断する見通しと日経新聞は報じています。
ただ、市場ではインフレ目標の2%は絵に描いた餅という見方もあるようです。

シャープが買い戻しを交え、続伸していますが、昨日は自民党政権の復活で原発再稼働への期待から急騰した電力株も反落しています。ただ、東京電力は反発が継続しています。

郵船ロジスティクス(9370)や日本梱包運輸(9072)や住友倉庫(9303)はバークレイズキャピタル証券が投資判断を新規に「オーバーウエイト」と発表し、買われました。

ミライト・ホールディングス(1417)は2014年3月期までに40億円程度のコストを削減する方針で、今年10月にホールディングス傘下の事業会社を3社から2社に再編し、システム一元化や拠点集約で新たに30億円程度の統合効果を生み出すと日経新聞で報じられたことで値上がりしました。

タツタ電線(5809)はSMBC日興証券が投資判断を「B」→「A」に引き上げたことが好感されました。

一方、ディスコ(6146)は野村証券が「Buy」継続ですが、目標株価を5,342円→5,182円に引き上げたことで売られました。TSV(シリコン貫通電極)とTSV製造装置の足元の牽引役として、業界が期待していたのがWide I/O DRAM でした。スマホ向けに、消費電力低減と画像処理速度向上の切り札として期待されていました。
しかし、製造コストと発熱の問題などから、2014年はLPDDRを使用するというのが大勢となり、Wide I/O DRAM が本格的に採用されるのは2015 年以降となる見通しと述べ、TSVへの期待感が切り下がると解説しています。

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