概況/前引け 昨日急落した上海市場が小幅な下げにとどまっていることが安心、東証は小幅高に持ち直す

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,090.52ポイントの0.88ポイント高、日経平均は13,147.14円の84.36円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は610、値下がり銘柄数は989。出来高は11億4,070万株、売買代金は9,338億円。

上海株式市場が本日は下げも小幅にとどまっていることが安心され、東京株式市場も10時半を境に反発に転じました。

中国では資金がシャドーバンキングに流入することを防止するために、中国人民銀行が緩和措置を控えたため、先週6月20日に上海銀行間金利が前日の7.660%→13.444%に急上昇しました。金利急騰が不安視され、昨日の上海株式市場は1,963ポイントの109ポイント安と、前日比5.3%安と急落しました。本日は15ポイント安の1,948ポイントと小幅な下げにとどまっています。中国民生銀行や興業銀行などは売られていますが、上海石油化工や上海汽車集団は買われました。

東京株式市場ではダイキン(6367)は続落となっていますが、日立建機(6305)が小幅高に転じ、商社も下げ幅は縮めました。

バルチック海運指数が13日続伸となり、鉄鉱石を運搬するケープサイズの市況が、5月の1日当たり6,000ドル→10,000ドルへ上昇し、過去6ヵ月で初めてキャッシュコストの8,500ドルを上回ったことで、川崎汽船(9107)や日本郵船(9101)などの海運株が買われました。

タマホーム(1419)は2014年5月期の営業利益が前期推定比2割増の60億円程度で過去最高を更新する見通しと日経新聞で報じられ、大幅高となりました。消費増税前の駆け込み需要で注文住宅の販売が増える見通しで、商機を逃さないよう首都圏の総合展示を増やすと伝えています。

シェールガス関連としてLNGタンクのトーヨーカネツや地質調査の応用地質も物色されました。

米マイクロソフトが自社で開発したゲームソフトを他社のスマートフォン向けに公開することに決めたと日経新聞で報じられ、マイクロソフトはスマートフォン向けゲーム開発で、KLab(3656)と提携したことも伝えられたため、KLabはストップ高買い気配となっています。

日経ジャスダック平均は1,790円の17円安。プレシジョンシステムサイエンスやコスモバイオは値上がりしましたが、ガンホーやレーサム、デジタルガレージなどは売られました。

東証マザーズ市場のナノキャリア(4571)は台湾の製薬会社オリエントユーロファーマと共同で7月にも膵臓がん治療薬候補の最終治験を始め、2018年にアジア各国で発売目指すと日経産業新聞で報じられ、値上がりしました。

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