概況/大引け FOMCは開催中も、NYダウの続伸で東証も連れ高。バルチック海運指数の連騰で海運株人気

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,106.57ポイントの20.17ポイント高、日経平均は13,245.22円の237.94円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,329、値下がり銘柄数は306。出来高は28億1,046万株、売買代金は2兆1,172億円。

米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)は18日~19日に開催されていますが、昨日18日のNYダウはバーナンキFRB議長が市場動向を勘案して無理に量的緩和の縮小を進めることはないのではないかという期待から続伸しました。

本日の東京株式市場も連れ高し、幅広い業種が値上がりしましたが、バルチック海運指数が昨日まで9日続伸となったことを受け、川崎汽船(9107)や日本郵船、共栄タンカーなどの海運株が活躍しました。

米国の携帯電話3位のスプリント・ネクステルを巡り、ソフトバンク(9984)と買収合戦を繰り広げている米国の衛星放送会社のディッシュ・ネットワークは18日、ソフトバンクに対抗する新たな買収提案を見送ると発表しました。スプリント買収を事実上、断念したと見られ、ソフトバンク(9984)は買収の可能性が高まったことが好感されました。

日本工作機械工業会が18日に発表した5月の工作機械受注は、前月比18%増の971億円(前年同月比7%減)でした。国内は前月比7%増(前年同月比11%減)の292億円、輸出が前月比24%増(前年同月比6%減)の679億円でした。輸出は中国、メキシコでの自動車向けスポット案件で増えました。

自動車産業向けの工作機械の受注回復期待から牧野フライス(6135)が買われ、スマートフォンの製造工程で使われる自動旋盤の受注回復期待からツガミも値上がりしました。

カカクコム(2371)はクレディスイス証券が投資判断を「Neutral」→「OUTPERFORM」に、目標株価を2,100円→3,500円に引き上げました。価格比較サイトでは従来は電機製品やブロードバンド契約の比較サービスが主力でしたが、生命保険や証券会社・投資信託の比較サービス、更に住宅ローン借り換えの比較サービスを開始し、こうした金融商品の取り扱いにより、利用者数が再加速し始めているそうです。

日経ジャスダック平均は1,821円の4円安。ガンホーオンラインや3Dマトリックス、プレシジョンシステムサイエンスが売られ、東証マザーズ市場でも直近新規公開株のペプチドリーム(4587)が売られました。

ジャスダック市場に6月26日に上場するリプロセル(4978)はiPS細胞の培養液を京都大学の山中教授にも提供していて人気が沸騰しそうです。上場初日に寄らなかったら即金対応となるので、資金捻出のための換金売りがペプチドリームにも出たのかもしれないと言われています。

楽天(4755)はクレディスイス証券が投資判断「OUTPERFORM」継続で、目標株価を1,200円→1,400円に引き上げ、小幅高となりました。金融はカード・証券共に好調。カードはインターネットとの親和性も高く、ショッピング取扱高と共に成長軌道に乗っており、継続性が高いと紹介しています。

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