概況/前引け FOMCで量的緩和の縮小を無理に進めることはないのではという見方で昨日の米国株が値上がりし、東証も連れ高。ただ薄商い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,098.88ポイントの12.48ポイント高、日経平均は13,169.97円の162.69円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,178、値下がり銘柄数は428。出来高は15億1,844万株、売買代金は1兆715万株。

FOMCは18日~19日に開催されますが、昨日18日の米国ではバーナンキFRB議長は市場動向を勘案して無理に量的緩和の縮小を進めることはないのではないかという期待からNYダウは続伸しました。

東京株式市場も連れ高となりましたが、FOMCへの警戒感から商いは乏しい状態となっています。

バルチック海運指数が昨日まで9日続伸となったことを受け、川崎汽船や日本郵船、共栄タンカーなどの海運株が買われました。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)は野村証券が投資判断を「Buy」継続で、目標株価は4,300円→5,100円に引き上げました。資金利益が他行比でも健闘していることや、他行比劣後していた手数料収益のモメンタムが改善してきていること、中期的には内外でのグループ経営の一体化・収益化に注目したいと述べています。

米ディッシュ・ネットワークは18日、米スプリント・ネクステルに対して新たな提案を行わず、代わりにクリアワイヤへの株式公開買い付け(TOB)に注力する方針を明らかにしました。ソフトバンク(9984)はスプリント買収が現実味を増したという見方から買われました。

タケエイ(2151)はいちよし経済研究所がレーティングを「B」→「A」に引き上げ、フェアバリューも4,700円→4,800円に高めました。新規契約案件の受注単価の値上げが順調に進んでいると見られ、収益性の改善が期待されることや、フェアバリューに対する割安感が拡大したと述べています。

カカクコム(2371)はクレディスイス証券が投資判断を「Neutral」→「OUTPERFORM」に、目標株価を2,100円→3,500円に引き上げたことが注目されました。価格比較サイトでは従来は電機製品やブロードバンド契約の比較サービスが主力でしたが、生命保険や証券会社・投資信託の比較サービス、更に住宅ローン借り換えの比較サービスを開始し、こうした金融商品の取り扱いにより、利用者数が再加速し始めているそうです。

日経ジャスダック平均は1,823円の2円安。楽天(4755)が買われましたが、クレディスイス証券が投資判断「OUTPERFORM」継続で、目標株価を1,200円→1,400円に引き上げました。金融はカード・証券共に好調。カードはインターネットとの親和性も高く、ショッピング取扱高と共に成長軌道に乗っており、継続性が高いと紹介しています。

東証マザーズ市場のペプチドリーム(4587)が売られました。ジャスダック市場に6月26日に上場するリプロセル(4978)はiPS細胞の研究試薬を製造していて人気を博しそうです。上場初日に寄らなかったら即金対応となるので、ペプチドリームには換金売りが出たのかもしれないと見られています。

3Dマトリックス(7777)はアミノ酸から作製した有効成分のペプチドを用いて、擦り傷や切り傷の治療材を開発すると日経産業新聞で報じられ、値上がりしました。米国では医療機器の販売承認に、既に承認されている製品と同等の機能の製品であることを動物実験のデータで示せば、臨床試験を実施しなくても販売が許可される「510(K)」と呼ばれる制度があり、その活用を検討し、2016年までに米国で販売目指すそうです。

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