概況/寄り付き NYタイムに一時1ドル=95円台まで円高進行で、東証は全面安。ただ、電力と不動産は値上がり

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,250万株、買いは1,390万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,054.00ポイントの16.77ポイント安、日経平均は12,692円の211円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は111、値下がり銘柄数は1,543。

昨日のNYダウは80ドル高の15,040ドルと反発しましたが、円相場はNY外為市場で一時1ドル=95円98銭まで円高が進みました。

金曜日発表の雇用統計が市場予想を下回るのではないかという懸念から、ドルが売られました。NYダウも一時、前日比116ドル安の14,844ドルまで売られましたが、米国債が買われ、長期金利の低下からNYダウは反発しました。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、預金金利を近い将来マイナスに引き下げる可能性を否定したことで、ユーロが上昇し、ドルが売られたことも、円高要因となりました。

今朝の円相場は1ドル=97円25銭近辺ですが、円高警戒でトヨタや日産などの自動車株、東芝や富士通、ミツミ電機などのハイテク株も売られ、メーカーの設備投資意欲の減退を警戒し、森精機やファナックなどの設備投資関連も敬遠されています。

投資家のリスク許容度の低下から、銀行株や証券株なども安く、商社株も売られ、全面安となっています。

一方、円高で火力発電の燃料費の輸入コストを下げられる電力株が買われています。

三井不動産(8801)などの不動産株も小幅高となりました。

コーエーテクモ(3635)は野村証券が投資判断を「Buy」で再開し、目標株価は1,050円と報告しましたが、「信長が生きていたら、褒美をくれる」と解説したことが注目され、値上がりしています。毎年コンスタントに発売される「三国無双」や「信長の野望」等のナンバリング定番作品からの持続的な利益成長や、競合他社に比べて出遅れたオンライン・モバイル事業の収益挽回を予想しています。

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