概況/前引け 米住宅価格指数と消費者信頼感指数の上昇で米国金利上昇からドル高円安となったが、東京タイムでは円高に戻り、日経平均も揉み合いに

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,180.09ポイントの11.82ポイント高、日経平均は14,325.64円の13.66円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,316、値下がり銘柄数は300。出来高は20億5,580万株、売買代金は1兆5,538億円。

昨日の米国では3月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数が2006年4月以来の10%乗せを達成し、5月の消費者信頼感指数も2008年2月以来の高水準となったために、NYダウは106ドル高の15,409ドルと上昇しました。ドルも買われ、NY外為市場では円相場は1ドル=102円50銭まで円安となりました。

東京株式市場も米国株高と円安が安心され、日経平均は寄り付き直後に14,512円(前期比200円高)となりましたが、円相場が1ドル=102円03銭と再び円高方向に向かったため、日経平均もマイナス圏に押し戻されました。

昨日の米国10年債利回りは2.16%(前日比0.15%上昇)となりました。米国では量的緩和策により長期金利は0.6%~0.8%程度低下していると見られていて、量的緩和策を終了すれば10年債利回りは2.5%前後まで上昇するという見方もあります。米国債相場の下落は大量保有する投資家にダメージが大きいといった警戒感も聞かれました。

東京株式市場ではトヨタや富士重工などの自動車株が伸び悩み、野村ホールディングスも揉み合いとなりました。

日本国債の利回りも0.920%(前日比0.015%上昇)となっているために、REITが売られ、住友不動産などの大手不動産株も弱含みました。

ただ、不動産ファンド運用のケネディクス(4321)は6月末の株式を1株→100株に株式分割し、1単元を1株→100株に変更することを発表し、株価は値上がりしています。

調剤薬局のアインファーマシーズ(9627)は前2013年4月期決算の営業利益が97億100万円(前期比5%減益)で、計画を約18億円下回ったことで売られました。今2014年4月期の営業利益計画は112億8,000万円(前期比16%増益)ですが、会社四季報の予想は124億円だったので失望され、株価は年初来安値となりました。

反面、経済産業省が木型や金型なしで複雑形状の鋳造用砂型を製作できる3Dプリンターの開発を、産業技術総合研究所やシーメット、群栄化学工業(4229)、コイワイ、コマツ(6301)、IHI(7013)、日産自動車(7201)などの12者のグループに委託すると報じられ、群栄化学工業(4229)が大幅高となりました。2017年度までに砂型積層時間を従来海外製の10分の1、価格で1台2,000万円以下の装置をつくることが政策目標となっています。

日経ジャスダック平均は1,967円の13円高。3Dマトリックス(7777)が自己組織化ペプチド技術の「肝臓・膵臓再生特許」の日本での成立を受けて大幅高となりました。

反面、ガンホーオンラインは反落しました。

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