概況/大引け 円相場が一時1ドル=102円05銭と円安方向で、トヨタや三菱自動車、マツダなど自動車株が高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,168.27ポイントの14.20ポイント高、日経平均は14,311.98円の169.33円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は893、値下がり銘柄数は737。出来高は42億507万株、売買代金は3兆1,762億円。

円相場が本日は一時1ドル=102円05銭と円安方向で取引されたため、東京株式市場ではトヨタやマツダ、三菱自動車、富士重工、本田などの自動車株が買われました。

現時点でもスズキと富士重工、ダイハツは今期の営業利益が過去最高益を更新する見込みとなっていますが、トヨタ(7203)とマツダ(7261)の為替前提は1ドル=90円なので、円安の恩恵により、今期もしくは来期の最高益奪回が射程圏内に入ってくると期待されています。

米国商務省が5月24日発表した4月の耐久財新規受注は前月比3.3%増加と、予想の1.5%増を上回った時に、量的緩和策の縮小時期が早まるという見方で、ドル売り円高という反応となりました。

本日の米国ではS&Pケースシラー住宅価格指数とコンファレンスボード消費者信頼感指数が共に改善を示すと予想されています。景気改善でFRBの量的緩和策の縮小が早まるという反応になるのかもしれませんが、過剰流動性相場から業績相場に移行すると米国株の持続的な上昇につながるため、ドル高要因と受け止められるように変わっていくといった期待も聞かれました。

昨日の米国はメモリアルデーの祝日でしたが、24時間電子取引システムのGLOBEXでS&P500種先物が本日は先週金曜日の高値を上回ってきたことも、本日の米国株の値上がりを予感させました。

円安期待で日立(6501)も買われました。日立は今期の営業利益計画は5,000億円と過去最高益だった1991年3月期の5,064億円に迫る水準ですが、為替前提が1ドル=95円で、1円の円安で年間50億円の営業増益要因となるので、今期は23年ぶりの過去最高益更新が期待されています。

安倍総理のゴールデンウィーク中のロシア訪問には多くの企業トップを含む多経済人が同行し、日立(6501)はブドケル核物理学研究所などとの間で粒子線を使ったがん治療施設建設の覚書を交わした。ロシアは平均寿命が68歳と世界193ヵ国中121位で、医療水準の低さや喫煙や飲酒といった生活習慣などが要因です。日本の平均寿命は83歳で世界1位のため、ロシアは日本の医療に対する関心が高いそうです。

日経ジャスダック平均は1,953円の15円高。ガンホーオンラインが買われ、クルーズもモバゲー向け以外にもアップストアやグーグルプレイ向けに注力を始めたことが評価されています。

コスモバイオ(3386)は昨日に続き、6月26日にジャスダック市場に新規上場するiPS細胞関連のリプロセルに出資していることが有望視され、ストップ高となりました。

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