概況/寄り付き 米国でFRBの資産買入策の早期縮小観測が後退。東証は三菱自動車や低位株の商社、造船中心に賑わう

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,510万株、買いは1,390万株と52営業日振りの売り越しとなりました。

9時15分時点のTOPIXは1,282.52ポイントの12.13ポイント高、日経平均は15,518円の137円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,034、値下がり銘柄数は529。

昨日のNYダウは52ドル高の15,387ドルでした。米セントルイス地区連銀のブラード総裁がインフレ率はかなり低水準にあり、インフレをめぐる状況が変わり、目標水準に戻っていくとのわれわれの確信が強まらない限り、資産買い入れの縮小を十分正当化することはできないと述べました。適切な時期に買い入れペースを変更することに前向きな姿勢を持ち、準備をしておく必要があるとは思うが、まだその段階にはないと語っています。

FRBの資産買入策の早期縮小観測の後退を歓迎し、東京株式市場も値上がりしています。

三菱自動車が続伸し、双日や丸紅などの低位の商社株も高く、三井造船(7003)や佐世保重工(7007)などの造船株も買われています。

世界的な船舶需要の低迷と巨大な供給能力を持つ中韓メーカーの攻勢により、日本の造船会社の建造する船が無くなるという「2014年問題」が警戒されてきた分、出遅れ感が意識されています。最近の円安で韓国の造船会社に対するコスト競争力の回復も期待されているようです。

北洋銀行(8524)は野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価を350円→440円に引き上げました。株式・投信等の保有割合が高く、株式市場の上昇に伴う1株純資産の感応度が高い(2012年3月期末604円→2014年3月期期末予想872円)。現在の予想基準PBRは0.4倍を切る水準で、相対的に見ても割安感は強いと紹介しています。

ソニー(6758)は大株主の米ファンドのサードポイントが提案した映画・音楽事業の分離上場について、取締役会で評価する方向で検討を始めたと日経新聞が報じたことが好感されました。

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