概況/大引け 経産省の太陽光パネル普及新制度で三晃金属と高島がストップ高。金利上昇で不動産株下落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,272.66ポイントの3.15ポイント高、日経平均は15,369.13円の8.32円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は753、値下がり銘柄数は860。出来高は35億3,127万株、売買代金は2兆2,052億円。

昨日のNYダウが19ドル安の15,335ドルと上昇も一服したことから、東京株式市場も足踏みとなりました。

米国ではムーディーズが、債務問題に取り組まなくては、米国の格下げを実施するとコメントしたことから軟化し、22日にバーナンキFRB議長が上下両院合同経済委員会で米国経済見通しに関する証言を行うので、量的緩和策の出口模索を示したらと警戒され、模様眺めムードも強いようです。

東京株式市場は東京電力(9501)が柏崎刈羽原発の再稼働期待や6月に見直す廃炉作業の工程表に国の関与が盛り込まれることへの期待で、引き続き大幅続伸となり、シャープも今年度中に海外工場や保有株などの資産売却で400億円規模の資金を集める方針を固めたと朝日新聞が報じたことで値上がりしました。

経済産業省が住宅の屋根を借りて太陽光発電パネルを設置する企業に低利融資する新たな制度を作ると日経新聞で報じられ、太陽光発電システムの設置増加期待から三晃金属(1972)と高島(8007)がストップ高となっています。太陽電池製造装置のアルバック、太陽電池原料のシリコンを生産しているトクヤマも大幅高となりました。

GSユアサ(6674)もストップ高となりましたが、太陽光発電システムを生産していることよりも、米国のユナイテッド航空が5月20日にボーイングの新型機「787」の営業運航を約4ヵ月ぶりに再開したことで、リチウムイオン電池の出荷再開期待を抱かせたようです。

ロイター通信が5月17日に「中国政府が新たな経済改革策を準備している」と伝えたことを受けて、JFEホールディングス(5411)や新日鉄住金(5401)、神戸製鋼(5406)などの鉄鋼株も買われました。

一方、金利上昇を受けて、不動産株は値下がりしています。

日経ジャスダック平均は2,089円の15円安。ガンホーオンラインが売られ、レーサムやジャパンティッシュエンジニアングも値下がりしました。

反面、太陽光発電関連のウエストホールディングス(1407)やフェローテック(6890)は上昇。

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