概況/前引け 本日は成長戦略第2弾の発表があり、リースや農業関連が高い。REITが反発し、不動産や土地持ち企業も値上がり

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,248.48ポイントの3.11ポイント高、日経平均は15,019.55円の17.69円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,176、値下がり銘柄数は466。出来高は22億7,418万株、売買代金は1兆7,289億円。

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が16日に、資産買い入れ停止の目安としている雇用市場の「著しい回復」が達成されたとの結論に達するには、さらなる改善が必要と述べましたが、雇用市場が継続的に回復すると仮定すれば、早ければ今夏にも資産買い入れペースをいく分緩める可能性があるとし、全てが望んだ通りの展開となれば、今年終盤にも買い入れを停止することもあり得ると発言しました。

量的緩和策の縮小を警戒、木曜日のNYダウは42ドル安の15,233ドルと値下がりし、本日の日経平均も一時134円安の14,902円まで値下がりしました。ただ、本日は安倍総裁が成長戦略の第2弾を発表することから、相場の値下がりも抑制され、日経平均は下げ幅を縮めました。

4月19日に成長戦略の第1弾を発表した時は、最先端の医療技術(iPS細胞など)を開発する司令塔の役割を担う日本版NIH(米国立衛生研究所がモデル)の創設などを表明したため、その後、新興市場ではバイオ関連が人気を博し、5年間で待機児童ゼロの環境整備も謳ったため、JPホールディングスなども関心を集めました。

本日の第2弾では設備投資の拡大に向け、企業の財務負担が軽くなるリースを活用した支援制度を来年度にも新設する方針で、民間リース会社が企業に設備を貸しやすくする保険制度をつくることを表明すると報じられ、三菱UFJリース(8593)や興銀リース(8425)やリコーリース(8566)が買われました。

成長戦略には農業も取り上げという観測から、丸山製作所(6316)や日本農薬、井関農機なども買われています。

朝方は値下がりしていた野村ホールディングス(8604)やトヨタ(7203)なども相場全体の持ち直しを受けて切り返しました。

REITが反発し、大手不動産株も値上がりしているため、よみうりランドや東京都競馬などの土地持ち企業も買われました。ドイツ証券では名目金利は上昇しているが、実質金利は上昇していないので、REIT投資の好機再来と解説しています。

日経ジャスダック平均は2,046円の26円高。ガンホーは続落となっていますが、バイオ関連は反発する銘柄が多く、レーサムやいちごグループなどの不動産関連も値上がりしました。

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