概況/前引け TOPIXは784.52ポイントの3.96ポイント安、日経平均は9,506円の27円安。敦賀原発の再稼働極めて困難で関西電力や中部電力を始め、電力各社が下落。一方、SUMCOはシティグループ証券が格上げし、続伸。

概況


前引けのTOPIXは784.52ポイントの3.96ポイント安、日経平均は9,506円の27円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は428、値下がり銘柄数は1,068。出来高は7億7,362万株、売買代金は4,166億円。

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

日本原子力発電の敦賀原発(福井県)は活断層の上に建設されている可能性が高いことから、再稼働は極めて困難になったため、関西電力や中部電力を始め、電力各社が売られました。

原子力規制委員会では関西電力(9503)の大飯原発(福井県)でも断層調査を実施中で、東北電力(9506)東通原発(青森県)、北陸電力(9505)志賀原発(石川県)、関西電力美浜原発(福井県)でも断層調査を行います。

日本原子力発電は原発が3基ありますが、東海第2は東海村の反発が激しく、再稼働の見通しは立たず、敦賀1号機と2号機が廃炉となると動かせる原発はゼロとなります。
資産の目減りや廃炉費用で2,559億円の損失が出て、前年度末の純資産は1,626億円なので、933億円の債務超過となり、債務保証した電力会社は債務の肩代わりを余儀なくされるという懸念も抱かれています。

2009年の政権交代した選挙では、選挙翌日に日経平均は一旦ピークアウトしたということが警戒され、利益確保の売りも出ているようで、PS三菱や日本橋梁などの国土強靱化関連も利益確保の売りに押されています。

工場で使用される「消耗品(ドリル、工具、作業着など)」や「交換部品(ベアリングやモーターなど)」などをインターネットで販売するMonotaROは11月の売上げは前年同月比25.7%増の26億8千万円でしたが、株価は値下がりしました。

一方、半導体シリコンウエハーメーカーで昨日ストップ高となったSUMCOが続伸しています。
シティグループ証券はレーティングを「2」(=中立)→「1」(=買い)、目標株価600円→850円に引き上げました。300mmウエハーは一部で値上げが通っている模様で、需要はスマートフォンとタブレットが牽引して着実に伸びる見通しと解説しています。

スズキ(7269)はドイツ証券が投資判断を「Buy」継続で目標株価を1,950円→2,300円に引き上げたことが好感されました。
インドのマクロ経済見通しの改善から、再び注目が集まると予想し、北米の四輪車事業からの撤退は収益改善に貢献、国内では新型ワゴンRの投入から競争力が高まっていると解説しています。

経ジャスダック平均は1,375円の0.55円安。東証マザーズ市場に本日新規公開株のenish(3667)は経営シミュレーションゲーム「ぼくのレストラン2」、アパレルショップ経営シミュレーションゲーム「ガルショ☆」などを手掛けるソーシャルゲーム開発会社で、公募価格800円に対して1,360円買い気配となりました。

一方、同じく東証マザーズ市場に新規公開したUMNファーマ(4585)はインフルエンザワクチンの開発などを行っているバイオベンチャーで公募価格1,300円に対して、初値は1,196円となり、その後1,320円まで切り返し、前引けは1,300円となりあした。

戻る