概況/前引け NYダウの最高値更新や102円台の円安を好感し、電機や自動車が高い。いすゞや太陽誘電も決算を好感

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,257.18ポイントの26.38ポイント高、日経平均は15,096.97円の338.55円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は877、値下がり銘柄数は741。出来高は33億2,818万株、売買代金は2兆5,018億円。

NYダウが前日比123ドル高の15,215ドルと最高値を更新し、日経平均も2008年1月4日以来の15,000円回復となりました。

米ヘッジファンド運用会社アパルーサ・マネジメントを率いるデビッド・テッパー氏がCNBCとのインタビューで、FRB(連邦準備理事会)が金融刺激策を続けていることを踏まえ、株式相場に依然として楽観的な見方を示したことで、昨日の欧米株式市場が買われ、米国では全米自営業連盟(NFIB)が発表した4月の中小企業景況指数が昨年10月以来の水準に上昇したため、景気や売り上げの見通しが明るくなったと期待されました。

東京株式市場では1ドル=102円20銭近辺の円安や、米国の景況感の改善を受けて、ソニーや日立、パナソニックなど電機株が買われ、トヨタや本田などの自動車株も引き続き好調でした。

いすゞ自動車(7202)は前期の営業利益が1,307億円(前期比34%増益)で、今期の営業利益計画が1,800億円(前期比38%増益)と発表されたことで大幅高となりました。アセアンでの大型トラックの増加幅や利益寄与、タイで生産するピックアップトラックの採算性改善が想定を上回っている可能性が高いと大和証券では推測し、レーティング「2」(=強気)継続で目標株価を670円→930円に引き上げました。

太陽誘電(6976)は今期2014年3月期の営業利益計画が200億円(前期比4倍)と発表し、買われました。中期計画では1ドル=80円前提で2014年3月期の営業利益が150億円、2015年3月期が200億円でしたが、円安が主要因とは言え、中計前倒しは好印象と大和証券では解説しています。

ネクシィーズ(4346)は2013年9月通期の営業利益計画は3億2千万円(前期比6.2%増)~5億円(前期比66%増)のレンジで、9月末配当は5円の予定で3年ぶり復配の計画を発表したことで、ストップ高となりました。

一方、グリー(3632)は2013年6月通期の営業利益見通しを500億円(前期比39.6%減益)~600億円(前期比27.5%減益)のレンジから、460億円(前期比44.4%減益)に下方修正し、2月に続き今期2度目の下方修正も発表したことで売られました。 バークレイズキャピタル証券は投資判断を「オーバーウエイト」→「イコールウエイト」に、目標株価を1,600円→1,000円に引き下げました。

日経ジャスダック平均は2,126円の14円安。グリーを業績悪化に追い込んだガンホーも連日の株価高騰で過熱感が警戒され、本日は反落しました。ジャパンティッシュエンジニアリングやテラなどのバイオ関連も値下がりしています。

東証マザーズ市場のオイシックス(3182)は有機野菜などの宅配会社ですが、三越伊勢丹と業務提携を発表し、ストップ高となりました。三越伊勢丹の会員制食品宅配サービス「三越伊勢丹エムアイデリ」がオイシックスの宅配システム、物流センターを活用し、相互に商品を供給することも合意しました。

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