概況/大引け 金利上昇でREITや不動産安い。ジャスダック市場ではガンホーの時価総額が楽天を抜く

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,230.80ポイントの1.40ポイント安、日経平均は14,758.42円の23.79円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は832、値下がり銘柄数は782。出来高は44億3,542万株、売買代金は3兆4,047億円。

4月4日の黒田日銀による量的・質的金融緩和で、日経平均は発表前の12,300円台から14,700円台に上昇しましたが、株式市場が買われたために債券市場は売られていて、国債利回りは4月4日の0.435%を底に本日は0.855%(前日比0.08%上昇)となりました。

金利上昇を受け、REIT(不動産投資信託)が売られ、不動産株も値下がりしました。三菱UFJフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループなどの銀行株も値下がりしました。

一方、東京電力(9501)が売買代金トップで株価はストップ高となりました。野村証券が関西電力(9503)と東北電力、九州電力の投資判断を「Reduce」→「Neutral」に引き上げたことで買われ、刺激を受けたようです。

安倍首相が6月17日~18日の英国G8サミットに出席するのに合わせて、前日の6月16日にポーランドを訪問し、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの4ヵ国(ビシェグラード4=V4)と初の「V4+日本」首脳会談に出席する意向を固めたと報じられたことも好材料視されたようです。日本側が期待を寄せているのが原発の輸出で、V4では2020年代に稼働を開始する予定の原発開発計画がチェコで3基、ポーランドとハンガリーで各2基の新増設が予定されています。安倍首相はゴールデンウィーク中にアラブ首長国連邦(UAE)とトルコを訪問し、原発輸出を可能とする原子力協定を締結したため、今後も原発やインフラ輸出に向けた経済外交を展開していくことが好感されました。

原発関連の木村化工機(6378)もストップ高となりました。

日経ジャスダック平均は2,140円の14円高。ガンホーオンラインの株式時価総額が楽天を上回りました。

本日はタカラバイオやジャパンティッシュエンジニアリング、セルシードなどのバイオ関連も値上がりしました。

その他、東証1部市場で日本海洋掘削(1606)や三井海洋開発(6269)が買われ、ジャスダック市場では鉱研工業(6297)がストップ高となりました。

戻る