概況/前引け G7で円安に対して強い不満が出ず、一時102円14銭まで円安進行。自動車や証券株、ノンバンクが大幅高

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,234.72ポイントの24.12ポイント高、日経平均は14,833.30円の225.76円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は932、値下がり銘柄数は688。出来高は31億1,147万株、売買代金は2兆3,154億円。

5月10日~11日のG7財務相・中央銀行総裁会議で、円安について強い不満が出なかったことで、円安容認という期待から、ドル円相場は今朝8時16分に1ドル=102円14銭まで円安が進みました。その後、1ドル=101円90銭近辺での取引となっていますが、大幅な円安を好感し、東京株式市場はトヨタやマツダなどの自動車株が引き続き賑わい、リスクテイクに期待して野村ホールディングスや大和証券などの証券株、オリコやアイフルなどのノンバンクも賑わいました。

大和証券では7月の参議院選で安倍政権が勝利し、衆参とも過半数を獲得できれば、その後、3年間、国政選挙はがなく、安倍政権はアベノミクスなど自身の政策を断行できる。成果が発揮されれば、6 年近くの長期政権に移行できると指摘しています。そして、リフレ政策の安倍長期政権と黒田・岩田日銀体制(任期は5年間)という株高支援体制が整う。さらにシェールガス革命を背景に「米国復権」が明確になれば、為替は1ドル=120円を中心の展開へと予想し、日経平均は30,000~35,000円へ向けて長期強気相場を演じるだろうと解説しています。

 

クボタ(6326)は今期の営業利益計画を1,600億円(前期比41%増益)と発表し、過去最高益だった2008年3月期の1,368億円を大幅更新する見通しが好感されました。UBS証券では保守的な業績予想を出すことが多いクボタが営業利益1,600億円と予想したのは新たな成長ステージ入り示唆の公算大と述べ、投資判断「Buy」と目標株価1,700円を継続しています。

島津製作所(7701)は前期の営業利益実績は121億円(前期比37.4%減益)でしたが、今期は200億円(前期比65.1%増益)と発表し、買われました。前期は計測器の在庫と生産調整が大きく業績の足を引っ張りましたが、今期は国内需要が緩やかではあるものの底打ちしていることに加え、7月からは中国などの新興国市場に向けたミドル・ローエンド製品の投入が予定されていること、前年下期の中国の反日影響が改善傾向で推移していることなどが寄与するそうです。

酉島製作所(6363)はいちよし経済研究所がレーティングを「B」→「A」に、フェアバリューを800円→1,300円に引き上げたことが好感されました。

日経ジャスダック平均は2,119円の13円高。ガンホーオンラインがストップ高となりました。時価総額は1兆5,455億円に達し、任天堂の1兆5,300億円程度を上回ったそうです。

一方、タカラバイオやセルシード、テラなどのバイオ関連は値下がりとなりました。

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