概況/寄り付き 1ドル=100円85銭近辺の円安を好感し、東京株式市場は全面高。共通番号制度の恩恵期待でアイネスが買い気配

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,260万株、買いは2,480万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,207.75ポイントの25.92ポイント高、日経平均は14,554円の363円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,534、値下がり銘柄数は122。

昨日のNYダウは22ドル安の15,082ドルでした。3月の卸売売上高が前月比1.6%減少(市場予想の0.1%増)と4年ぶりの大幅減少となり、天候不順で衣料品の売上げが大きく落ち込みました。ただ、小売店各社が発表した4月の既存店売上高は概ね市場予想を上回り、全体の下げも小幅に止まりました。

米国の週間の新規失業保険申請件数が4千減の32万3千件で、2008年1月以来約5年半ぶりの低水準となりました。ダラス地区連銀のフィッシャー総裁が米国経済にとって問題なのはインフレではなく財政政策と指摘し、景気浮揚のための長期債買い入れには限界があり、FRBは住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れ縮小に着手すべきとの考えも改めて示したため、ドルが買われ、約4年ぶりに100を突破しました。

1ドル=100円85銭近辺の円安を好感し、東京株式市場は全面高となっています。ニコン(7731)は2014年3月期の営業利益が前期比67%増の850億円になりそうだと発表したことで買い気配の始まりとなっています。円安追い風で、カメラはコンパクト機の苦戦が続きます、高価格のレンズ交換式カメラの拡販を続け、収益を確保します。年間配当は前期より10円多い41円とする方針となっています。

納税や年金を管理する「共通番号制度」が衆院で可決され、今国会で成立する見通しとなったため官公庁のシステム構築の特需の期待でアイネス(9742)が買い気配となり、NTTデータ(9613)も買われています。

THK(6481)は大和証券がレーティングを「2」(=強気)継続で、目標株価2,600円と評価しました。コスト抑制+受注好転により、FA関連企業内でも期待成長率は高いと解説しています。

シャープ(6753)は今秋、亀山工場(三重県)でスマートフォン向けの省エネ型液晶パネル「IGZO(イグゾー)」の量産を始めると日経新聞で報じられ、続伸しています。スマホ向けを手掛ける天理工場(奈良県)はフル稼働が続いているため準備を進めると伝えています。

戻る