概況/大引け 中国の消費者物価が予想を超え、中国人民銀行による資金吸収警戒で上海株下落、東証も後場は調整

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,181.83ポイントの12.51ポイント安、日経平均は14,191.48円の94.21円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は483、値下がり銘柄数は1,148。出来高は38億2,268万株、売買代金は3兆1,800億円。

独DAXとNYダウの連日の最高値更新で、前場は日経平均も14,409円(前日比124円高)まで上昇しましたが、中国で4月の消費者物価指数が前年同月比2.4%上昇と、エコノミスト予想平均の2.3%を上回り、中国人民銀行による資金吸収が警戒され、上海株が下落したため、日経平均も後場は値下がりに転じました。

東京株式市場の下落を受けて円相場も1ドル=98円70銭近辺の円高に振れたため、朝方は好決算を評価して買われていたトヨタも後場は小幅安となりました。

マネックスグループ(8698)は、オリックスが資本提携解消で保有株式を売却と日経新聞夕刊で報じられ、下落しました。2009年に提携し、発行済み株式の22.5%に当たる約67万株を保有していますが、相乗効果を得るのは難しいと判断し、株価も回復してきたことから売却を決めたと伝えています。なお、市場への影響を抑えるため市場外取引を使うそうです。

ブリヂストン(5108)は第1四半期(1~3月期)の営業利益が744億円(前年同期比18%増)でしたが、アナリスト予想平均値は950億円だったために、売られました。

住友重機(6302)は前期8円→今期6円へと減配の計画で売られました。

一方、シャープ(6753)は韓国サムスン電子と提携強化に乗り出し、14日発表の中期経営計画に液晶事業以外にも協業分野を広げることを盛り込むと読売新聞で報じられたことが注目され、一時ストップ高となりました。

大東建託(1878)はクレディスイス証券が投資判断「OUTPERFORM」継続で、目標株価を8,800円→12,500円に引き上げたことが好感されました。クレディスイス証券の予想による2014年3月期の配当利回りは3.6%であり、J-REITの平均の3.3%よりも高く、割安感があることや、長期的には高齢化社会における相続税の軽減ニーズの高まりが追い風と紹介しています。

日経ジャスダック平均は2,089円の11円安。タカラバイオやジャパンティッシュエンジアリングやセルシードなどのバイオ関連は反落しました。

政府は急増するサイバー犯罪に対処する体制を強化するため、官民の新組織を2014年度にも創設する検討に入ったと日経新聞で報じられ、ラック(3857)とセキュアヴェイル(3042)がストップ高となりました。

レーサム(8890)は不動産による資産運用を行っている会社ですが、中期経営計画で最終利益を2014年3月期34億円、2015年3月期55億円、2016年3月期は72億円で、100億円の売却益を確保した際のアップサイドシナリオでは2016年3月期は150億円と打ち出しましたため、株価はストップ高となりました。

戻る