概況/前引け ドイツとNYダウが連日の最高値更新で、リスクオンから東証も値上がりし、野村HDやアイフルが高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,198.33ポイントの3.99ポイント高、日経平均は14,381.99円の96.30円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は923、値下がり銘柄数は642。出来高は19億8,892万株、売買代金は1兆6,104億円。

ドイツの3月の鉱工業生産が前月比1.2%上昇し、市場予想の前月比0.1%下落を覆したため、ドイツの株式市場は連日の最高値更新となり、欧州株高を受けて、NYダウも最高値更新となっています。

リスクオンの動きで東京株式市場も続伸し、野村ホールディングス(8604)が買われました。アイフルも人気を集めています。

トヨタ(7203)は2013年3月期の営業利益実績が前期比271%増の1兆3,209億円(営業利益率6.0%)と、会社計画の1兆1,500億円を上回り、今期2014年3月期の営業利益計画は前期比36%増の1兆8,000億円と大幅増益の継続を目指す計画が評価されました。

シャープ(6753)は韓国サムスン電子と提携強化に乗り出し、14日発表の中期経営計画に液晶事業以外にも協業分野を広げることを盛り込むと読売新聞で報じられたことが注目されました。

日本合成化学(4201)は液晶ディスプレイの偏光板の材料として使われるOPLフィルムがスマートフォン向けやタブレットパソコン向けに伸びていて、前期の営業利益実績が118億5,900万円(前期比66.6%増益)で、今期の営業利益計画は155億円(前期比30.7%増益)と発表し、配当も前期が15円(3円増配)で、今期は18円と更に3円増配計画も評価され、大幅高となりました。

反面、ブリヂストン(5108)は第1四半期(1~3月期)の営業利益が744億円(前年同期比18%増)でしたが、アナリスト予想平均値は950億円だったために、売られました。

住友重機(6302)は前期8円→今期6円へと配当計画が減配されたため、売られました。設備投資は2013年3月期221億円から今期は166億円に減少計画、利益水準も、特別損益の影響を排除するため営業利益で比較すると、2014年3月期計画300億円は前期比4%減と微減益。13年3月末の現預金478億円に対して、配当に要するキャッシュは2013年3月期の8円配で約49億円、2014年3月期計画の6円配では約37億円に過ぎない。仮に8円配が継続されたとしても会社計画に対する配当性向は35%と過剰感は小さく、トップ交代の年度初めから減配が示された真意は電話会議を経てもやや理解に苦しむと大和証券では解説しています。

日経ジャスダック平均は2,103円の3円高。バイオ関連も反落する銘柄が多く、セルシードやUMNファーマ、ジャパンティッシュエンジニアリング、タカラバイオなどが下落しました。

一方、T&Cホールディングス(3832)は8日連続ストップ高となっています。株式情報(トレイダーズウェブ)は中国系の会社に売却してしまっていますが、債務超過による上場廃止を株価上昇で免れたことや、滅菌器を製造しているメディエート社を子会社化しているので、バイオ関連の思惑が寄せられています。

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