概況/前引け ECBの利下げと米雇用統計の改善で日経平均は2008年6月20日以来の14,000円台回復

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,183.60ポイントの30.32ポイント高、日経平均は14,083円の389円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,619、値下がり銘柄数は64。出来高は17億8,632万株、売買代金は1兆4,895億円。

5月2日にECBが政策金利を0.25%引き下げ、0.5%としたことや、3日は米国の4月の雇用統計が前月比16万5千人増加と、市場予想の14万人増加を上回り、3月分も速報値の8万5千人増加→13万8千人増加に上方修正されたことを好感し、NYダウは2日が130ドル高の14,831ドル、3日が142ドル高の14,973ドルで、一時15,009ドルまで上昇しました。6日は利食い売りで5ドル安の14,968ドルとなりましたが、日本の連休中の米国株高を受けて、本日の東京株式市場は全面高となり、日経平均は2008年6月20日以来の14,000円台回復となりました。

米国のシカゴ連銀のエバンス総裁は、月20万人の雇用者数の増加を6ヵ月続けると、量的緩和策の解除の条件となることを示唆していますが、月15万人程度増加している状態は強すぎず弱すぎず程良い改善なので、超緩和環境が長期化すると市場参加者からは受け止められているようです。

日経平均 日足 MA(25/75)

日経平均 日足 MA(25/75)

米国の景況感の改善を受けて、東京株式市場ではソニーやトヨタなどの輸出関連が高く、コマツや伊藤忠商事などの中国関連も米国景気の回復で恩恵を受けるという期待から買われました。

日本の質的・量的金融緩和策のリフレ効果に期待して野村ホールディングスや三菱UFJフィナンシャルグループなどの金融株も高く、住友不動産なども買われました。

安倍首相がトルコの首相と3日に会談し、黒海沿岸シノプでの原発建設でトルコ政府が日本に優先交渉権を与えることで合意したため、三菱重工(7011)と仏アレバ連合の受注が事実上確定したことから、三菱重工も賑わいました。三菱重工系の機械商社の西華産業(8061)も大幅高となっています。

フォスター電機(6794)はスマートフォン用ヘッドホンの販売が伸び、2013年3月期の純利益が前期比3倍の33億円で、2014年3月期の純利益計画は前期比44%増の48億円で、年間配当は40円と、15円の増配の見通しを発表したため、ストップ高買い気配となっています。

日経ジャスダック平均は2,078円の50円高。東証マザーズ市場ではタカラバイオ(4974)がストップ高となり、メディネットやナノキャリアやアンジェスMGなどのバイオ関連が引き続き人気を博しました。

ジャスダック市場でもジャパンティッシュエンジアニングやテラやコスモバイオなどのバイオ関連が人気となっていますが、ガンホーオンライン(3765)も買われています。

原発関連の助川電工(7711)がストップ高となりました。

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