概況/大引け 連休の谷間や決算発表も前半の山を超え、欧米の金融政策・経済指標の発表を前に主力株見送り。新興市場のバイオ関連反落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,158.37ポイントの6.76ポイント安、日経平均は13,799.35円の61.51円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は688、値下がり銘柄数は898。出来高は30億6,774万株、売買代金は2兆4,181億円。

大型連休の谷間や、決算発表も前半の山を越え、本日の米国FOMCやIMS製造業景気指数の発表、明日のECB理事会、金曜日の米国雇用統計の発表が控えており、主力株は見送り姿勢となりました。

昨日賑わった野村ホールディングスやSBIホールディングスなどの証券株が反落し、トヨタやマツダなどの自動車株も小幅安となり、東京エレクトロンやTDKなどのハイテク株も値下がりしました。

反面、住友不動産や三井不動産などの不動産株には押し目買いが入り、エンプラスやワコム、FPGは決算発表が好感されストップ高となりました。

エンプラス(6961)はLED用拡散レンズが、LED光源直下型の液晶テレビで採用が進み、2013年3月期の営業利益は45億5,400万円(前期比297%増益)で、2014年3月期の営業利益計画は60億円(前期比31.7%増益)と発表したことが好感されました。

FPG(7148)は住商リース出身でタックスリースアレンジメント事業に精通し、出資者や販売チャネルとの深いネットワークを有す谷村氏(現CEO)が2001年に創業した会社です。中小事業主や富裕層向けに節税商品を提供していますが、2012年10月に東証1部市場に昇格したことで信用力や知名度が高まり、従来からの会計事務所に加えて、地銀・証券会社を介した顧客(投資家)紹介が進み、販売が好調に推移した結果、上期の純利益は6.7億円(前年同期比77.2%増)で、通期の会社計画の8.5億円に対する進捗率は78.5%となっています。

ワコム(6727)の2013年3月期の営業利益は79億1,500万円(前期比95%増益)で、2014年3月期の営業利益計画は113億8千万円(前期比44%増益)が示されました。野村証券は投資判断「Buy」継続で、目標株価を42万円→53万8千円に引き上げました。

日経ジャスダック平均は1,999円の0.86円安。バイオ関連も利益確保の売りに押され、カイオムバイオサイエンス(4583)やジャパンティッシュエンジニアリング(7774)、そーせいグループ(4565)、アンジェスMG(4563)などは値下がりしました。

東証マザーズ市場に上場しているenish(3667)はソーシャルアプリの企画・開発・運営会社で、経営シミュレーションゲームでは「ぼくのレストランⅡ」や人気のアパレルショップを目指す「ガルショ☆」、カードバトルRPGの「ドラゴンタクティクス」などを提供しています。第1四半期の営業利益は4億900万円で、上期の営業利益計画の4億7,000万円に対して、87%の進捗率となったことからストップ高となりました。

戻る