概況/前引け 不動産株が堅調。富士山が世界遺産登録の見通しで富士急行が高い。新興市場はバイオ関連の人気継続。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,159.80ポイントの5.33ポイント安、日経平均は13,829.26円の31.60円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は756。値下がり銘柄数は812。出来高は17億6,731万株、売買代金は1兆3,345億円。

りそなホールディングス(8308)は投信販売が好調で市場関連収益も上振れしたため、2013年3月期の営業利益予想を2,340億円(前期比9.9%減)→2,455億円(同5.5%減)に上方修正したことで値上がりしました。大和証券ではポジティブなニュースであるが、上方修正に特段にサプライズは無いと述べ、5月10日の決算発表のタイミングとも見られる「公的資金優先株式の買入返済」に関するアナウンスメント(材料)待ちと解説しています。

一方、昨日賑わった野村ホールディングス(8604)やSBIホールディングス(8473)などの証券株は反落していますが、不動産株に押し目買いが入りました。

三井不動産などの大手不動産株が値上がりし、ヒューリック(3003)は第1四半期の経常利益が63億円で、通期の会社計画の経常利益225億円に対する進捗率は28.1%と順調なことが評価されました。物件取得が想定以上に進んでいることもあり、新規物件の賃貸収益が業績を押し上げています。

国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が、富士山(山梨県、静岡県)の世界文化遺産登録を勧告したため、世界文化遺産になると観光客も増加するという期待で富士急行(9010)がストップ高となりました。高級旅館の予約サイトの一休(2450)も買われています。

エンプラス(6961)はLED用拡散レンズが、LED光源直下型の液晶テレビで採用が進み、2013年3月期の営業利益は45億5,400万円(前期比297%増益)で、2014年3月期の営業利益計画は60億円(前期比31.7%増益)と発表したことが評価されました。

日経ジャスダック平均は2,022円の22円高。シンバイオ製薬(4582)がストップ高となり、アールテックウエノやプレシジョンシステムサイエンス、セルシードなどのバイオ関連に人気が継続しました。

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