概況/大引け マツダはアナリスト予想を下回り下落。日本車輌は今期見通しを好感しストップ高。新興市場ではバイオ関連人気

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,165.13ポイントの3.94ポイント高、日経平均は13,860.86円の23.27円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は983、値下がり銘柄数は611。出来高は34億474万株、売買代金は2兆8,362億円。

野村ホールディングス(8604)は第4四半期の当期利益が824億円と第3四半期に比べて4倍となったことで買われ、SBIホールディングス(8473)や大和証券(8601)などの証券株も値上がり。

一方、マツダ(7261)は今期2014年3月期の営業利益計画が1,200億円(前期比122%増益)と発表しましたが、アナリスト予想平均値は1,441億円だったため、株価は値下がりしました。為替前提は1ドル=90円、1ユーロ=120円ですが、会社前提よりも円安で推移した場合、得られる円安効果の歩留まり7割を利益に、残りを先行投資費用に充てると説明しました。クレディスイス証券では営業利益への歩留まりが7割だとすると、上期のヘッジ為替差損によって、円安効果は当期利益には会社計画以上には歩留まらない可能性が高いので、ネガティブという印象と解説しています。

OBARA GROUP(6877)は2013年9月期の営業利益予想を40億円(前期比10.5%減)から62億円(同38.7%増)へ引き上げたことで買われ、ストップ高となりました。中国の自動車関連向け抵抗溶接機器の需要が好調なことが寄与しています。

日本車輌(7102)は今期2014年3月期の営業利益計画が85億円(前期比4.2倍)と発表し、ストップ高となりました。2012年に受注した米国案件や台湾の準高速鉄道の案件などの一部が売り上げに計上されることから、海外向け鉄道車両の売上高は前期の78億円→今期は507億円に拡大する見通しとなっています。また、新幹線「N700A」も6編成(前期は4編成)が出荷される見通しです。

日経ジャスダック平均は1,999円の35円高。日経ジャスダック平均が明日終値で2,000円を回復すると2007年8月8日以来の出来事となりますが、この時の日経平均は17,029円でした。

東証マザーズ市場ではカイオムバイオサイエンス(4583)やタカラバイオ(4974)、ジーンテクノサイエンス(4584)がストップ高となり、ジャスダック市場でもジャパンティッシュエンジニアリング(7774)やセルシード(7776)がストップ高となるなどバイオ関連が人気を博しました。

安倍政権が成長戦略の一環として、医療分野を強化し、日本の医療の海外展開を支援することや、最先端の医療技術を開発する司令塔として日本版NIH(米国立衛生研究所がモデル)を創設する計画が有望視されています。

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