概況/寄り付き 本日からのFOMCで出口戦略の議論がトーンダウンすると円高という見方で値下がり。決算発表を終えた輸出関連企業が値下がり

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,700万株、買いは2,320万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,165.04ポイントの3.85ポイント高、日経平均は13,814円の70円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,059、値下がり銘柄数は516。

先週金曜日のNYダウは11ドル高の14,712ドルで、今週月曜日は106ドル高の14,818ドルでした。先週金曜日は1~3月期のGDPが前期比年率2.5%成長と、昨年10~12月期の0.4%増から回復しましたが、市場予想の3%程度の伸びには届かなかったため、上値は重い状態でした。昨日は、欧州中央銀行(ECB)が5月2日の理事会で利下げに踏み切るという見方が追い風となりました。

今朝の東京株式市場は小幅安となっています。円相場が1ドル=97円93銭近辺と円高となっていることが警戒されています。米国では5月1日までFOMCが開催されますが、経済指標の軟化やインフレ率の低下を受けて、出口戦略への議論がトーンダウンすると、ドル売り材料になると見られています。

リコー(7752)やファナック(6954)、マツダ(7261)、NEC(6701)などの決算発表を終えた輸出関連の企業が値下がりしました。

ファナック(6954)の決算発表について、野村証券では2013年3月期実績は予想を上回るが、2014年3月期の利益回復が鈍そうと報告しています。

マツダ(7261)は大和証券がレーティング「3」(=中立)継続と解説しています。SKYACTIVを核とする商品主導の製品構成改善期待は、株式市場でも既に広く認識されていると推測される。株価も適正水準に近いと判断する中、一段の株価上昇には、当面は、更なる円安期待が必要と考えると報告しています。

パイオニア(6773)はカーエレクトロニクスやホームエレクトロニクスが従来計画を下振れたため、2013年3月期の営業利益を100億円→60億円に下方修正し、早期退職などの構造改革費用65億円、繰延税金資産の取崩し等50億円を特別損失として計上しため、当期純損失を40→195億円へ下方修正したことで売られました。

一方、スズキ(7269)が高くなっています。

住友重機(6302)は日本政府と、2015年にも最先端のがん治療施設を備えた病院をモスクワ市内に建設する計画が28日の日経新聞で報じられ、値上がりしました。住友重機(6302)が開発した最新鋭の放射線治療設備を導入し、海外で初めての臨床試験を始めるそうです。

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