概況/前引け TOPIXは789.41ポイントの0.83ポイント安、日経平均は9,550円の23円高。米雇用統計は予想を上回ったが、ミシガン大学消費者信頼度指数は財政の崖の影響と警戒。ショーボンドやPS三菱など国土強靱化関連の中には小幅安となる銘柄も

概況


前引けのTOPIXは789.41ポイントの0.83ポイント安、日経平均は9,550円の23円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は826、値下がり銘柄数は680。出来高は11億3,547万株、売買代金は5,011億円。

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

米国の11月の雇用統計は、巨大ハリケーンの影響で落ち込むと見られていましたが、非農業部門雇用者数の増加が前月比14万6千人増と、事前予想の9万人前後の増加を上回りました。
しかし、9月、10月分が下方修正されたことや、失業率が労働人口の減少などで低下したことが明らかになり楽観ムードは後退したそうです。

ミシガン大学消費者信頼度指数は11月の82.7→12月は74.5と低下し、「財政の崖」の影響が出てきたと警戒されました。

日本の衆議院選挙も16日に控え、東京株式市場は小動きに留まりました。
ショーボンドやPS三菱など国土強靱化関連の中には小幅安となる銘柄もあり、先週と今朝も買われていたシャープも小反落なりました。

北陸電力や関西電力はシティグループ証券から活断層のリスクにより投資判断を「売り」と解説され、値下がりしました。

一方、沖縄電力は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は3,000円→3,100円に修正したことで買われました。原油価格などの燃料価格想定の引き下げによる燃料費の減少で、業績予想を上方修正したことが理由だそうです。

ドクターシーラボ(4924)は卸売販売の在庫調整や通販購入単価の下落で、第1四半期(8~10月)の営業利益は前年同期比33.3%減益の14億円となったことで売られました。

日本電産(6594)はみずほ証券が投資判断を「買い」→「中立」に、目標株価を7,300円→5,000円に引き下げた事で売られました。HDDモータはパソコン市場低迷に加え、SSDによる置き換え影響もあり、来期もマイナス成長を余儀なくされると予想しています。

反面、SUMCO(3436)は2013年1月通期の営業利益計画は150億円(前期比1,451%増益)→110億円(同1,037%増)に下方修正しましたが、悪材料の出尽くしと受け止められ、ストップ高買い気配となりました。
決算説明会では、(1)足元で300mmウェハーの過当競争が一巡し、値上げが通ってきたこと、(2)ウェハー需要は2013年3~4月頃に回復し、その後は特にタブレットパソコン向けの需要拡大が見込まれることが示されました。

タツタ電線(5809)はクレディスイス証券が投資判断「OUTPERFORM」継続で、目標株価920円→1,000円に引き上げたことが刺激要因となりました。スマートフォン、タブレットPC向け電磁波シールドフィルムの下期販売量は会社計画の上期比10%減に対し、10%増程度で推移していると推定しています。

日経ジャスダック平均は1,375円の1円高。先週新規公開したテクノスジャパンとIBJが売られました。

パピレス(3641)は大証金が貸借取引の担保金率を引き下げたことで買われました。

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