概況/大引け 明日の日銀展望リポートによる円安思惑で、TDKや京セラなど電機株が値上がり。三井倉庫と住友倉庫は野村証券が新規Buy

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,172.78ポイントの8.43ポイント高、日経平均は13,926.08円の82.62円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,056、値下がり銘柄数は541。出来高は43億5,967万株、売買代金は3兆566億円。

明日の日銀金融政策決定会合後に発表される「展望リポート(経済・物価情勢の展望)」では2015年度の物価見通しを2%とし、目標達成に向けた強い決意を内外に示すという見方もあり、ゴールデンウィーク前に1ドル=100円の大台突破のラストチャンスという見方も意識されています。

円安による業績押し上げ効果に期待して、TDK(6762)や京セラ、三菱電機、東芝などの電機株が買われました。

ただ、キヤノン(7751)は2013年12月期の営業利益見通しを4,100億円(前期比26.6%増益)→4,500億円(前期比39%増益)に上方修正しましたが、株価は下落しました。野村証券は投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げましたが、円安進行による恩恵が、デジカメの市場環境悪化などでほぼ相殺されていると述べています。

ボーイング787を米連邦航空局(FAA)と国土交通省航空局が近く運航再開を許可する見通しと報じられ、航空機エンジンに使われるチタン需要に期待して大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)や東邦チタニウム(5727)も買われました。

三井倉庫(9302)と住友倉庫(9303)は野村証券が投資判断を新規に「Buy」と発表したことで買われました。財閥系大手倉庫会社では三井倉庫が最も含み益の拡大で注目できると紹介していて、保有する物件がオフィスなので、オフィス賃料の改善が見えてくれば時価の増加につながる上、東京のみ物件を保有しているためだそうです。

日経ジャスダック平均は1,978円の12円高。ガンホーオンライン(3765)がストップ高となり、時価総額は1兆円を超えました。

夢真ホールディングス(2362)は建設現場に技術者を派遣していることや、グループ会社で保育所の運営や保育士の派遣事業も行っているので、国策に沿う銘柄と期待され一時ストップ高となりました。

本日、東証マザーズ市場に新規上場したオークファン(3674)はネットオークションの価格、商品の検索サイトを運営していて、公募価格2,600円に対して、初日は5,980円買い気配のまま取引を終え、値付かずでした。

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