概況/前引け キヤノンは野村証券が格下げ。電通国際情報サービスは材料出尽くし感から下落

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,167.87ポイントの3.52ポイント高、日経平均は13,862円の19円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は810、値下がり銘柄数は771。出来高は25億1,965万株、売買代金は1兆5,622億円。

キヤノン(7751)は2013年12月期の営業利益見通しを4,100億円(前期比26.6%増益)→4,500億円(前期比39%増益)に上方修正しましたが、株価は下落しました。野村証券は投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げましたが、円安進行による恩恵が、デジカメの市場環境悪化などでほぼ相殺されていると述べています。

電通国際情報サービス(4812)は2013年3月期の営業利益見通しを33億8,000万円(前期比43.9%増益)→41億9,200万円(前期比78.4%増益)にしましたが、株価は下落しました。大和証券では、円安基調から2014年3月期は保守的な会社計画が想定されること、通期会社計画の上方修正によって短期的な好材料に出尽くし感があること、2014年3月期の営業利益を47億円と仮定した場合の予想PERは15倍程度と中堅SI企業平均の同PER14倍程度を上回る水準にあることを踏まえると、短期的な株価上昇は見込み難いと述べています。

一方、新日本無線(6911)は2013年3月期の営業利益が14億6,900万円と2012年3月期の営業赤字41億100万円から黒字転換し、2014年3月期の営業利益計画は25億円(前期比70.1%増益)を示したことで株価はストップ高となりました。前期は固定費圧縮が寄与して、今期はSAWフィルタの出荷拡大で業績拡大を見込んでいます。その他、ニュースとして新日本無線(6911)は血液内の酸素量などを読み取るセンサー部品を開発したと日経産業新聞は報じました。発光ダイオード(LED)光を指に反射させる仕組みで、指に光を透過させる従来方式に比べて測定しやすいそうです。

ボーイング787を米連邦航空局(FAA)と国土交通省航空局が近く運航再開を許可する見通しと報じられ、航空機エンジンに使われるチタン需要に期待して大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)や東邦チタニウム(5727)も買われました。

ソフトバンク(9984)が買収を計画している米国の携帯電話会社のスプリントネクステルに対して、米国の衛星放送会社ディッシュ・ネットワークも買収を計画していますが、スプリントネクステルのCEO(最高経営責任者)が、ソフバンクによる買収は予定通り7月1日に完了と述べたため、ソフトバンク(9984)も値上がりしました。

日経ジャスダック平均は1,960円の6円安。ガンホーオンライン(3765)の時価総額が1兆円を超えました。

本日、東証マザーズ市場に新規上場した価格比較サイトのオークファン(3674)は公募価格2,600円に対して、4,420円となっています。

戻る