概況/寄り付き 小幅高の始まり。キヤノンはデジカメ不振で野村証券が格下げ

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,110万株、買いは2,350万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,165.62ポイントの1.27ポイント高、日経平均は13,865円の22円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は930、値下がり銘柄数は568。

昨日のNYダウは43ドル安の14,676ドルでした。3月の耐久財受注が前月比5.7%減と、市場予想の3%減を下回りました。

今朝の東京株式市場は小幅高の始まりですが、キヤノン(7751)は決算発表を受けて、野村証券は投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げたこともあり、売られています。円安による恩恵はありましたが、デジカメと産業機器の販売不振、デジカメの値引きと販売促進費の積増しによって、大幅な営業減益となったと述べています。

任天堂(7974)も2013年3月期決算は営業赤字364億円(前期は赤字373億円)で従来予想より赤字幅が164億円拡大したことで売られました。

また、カブドットコム証券(8703)は2013年3月期の税引き利益は前期比44%増の22億円となり、4月以降も活況相場で恩恵を受けているために、従業員に対し通常ボーナスとは別に、臨時ボーナスを平均30万円支給すると発表しましたが、業績好調は株価に織り込み済みという見方から値下がりしています。

一方、環境省は温暖化防止の観点から石炭火力発電の新増設を事実上禁止してきましたが、エネルギー調達の厳しい事情を踏まえ、新増設を再開すると報じられたことから、太平洋興発(8835)や三井松島産業(1518)が買われています。

鳥インフルエンザが台湾でも発生したことから、除菌製剤の大幸薬品(4574)やマスクのシキボウ(3109)、ダイワボウ(3107)が買われています。

三井倉庫(9302)と住友倉庫(9303)は野村証券が投資判断を新規に「Buy」と発表したことで買われました。三菱倉庫は不動産含み益の価値が株価にほぼ織り込まれているため、新規に「Neutral」ですが、三井倉庫と住友倉庫はその価値はまだ十分に織り込まれていないと解説しています。

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