概況/大引け 東ソーやJFE、三菱自動車の業績が円安効果で押し上げられ、他の企業に対しても期待感が広がり、住友化学や三井化学などの化学株、新日鉄住金に連想買い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,164.35ポイントの20.57ポイント高、日経平均は13,843.46円の313.81円高。値上がり銘柄数は1,390、値下がり銘柄数は258。出来高は45億9,730万株、売買代金は3兆574億円。

円安の企業収益に与える好影響が大きいことが期待され、東京株式市場は強張りました。

東ソー(4042)は下期の為替レートを1ドル=78円としていましたが、想定を大幅に上回る円安となり、為替差益も膨らんだことや、ウレタン原料などの販売価格の改善も寄与したため、2013年3月期の経常利益予想を220億円(前期比11.1%減益)→330億円(前期比33.2%増益)に上方修正したことで買われました。

化学メーカーは中国の化学メーカーのプラント増設で供給過剰になっているため、これまで業績悪化が警戒されていた分、円安による業績改善効果の大きさが驚かれ、住友化学(4005)や三井化学(4183)にも連想買いが入りました。

鉄鋼メーカーのJFEホールディングス(5411)は2013年3月期の経常利益が前期比1%減の522億円で、アナリスト予想平均の476億円に対して上振れたことや、期末配当を従来計画の15円→20円に引き上げたことで買われました。2月以降の中国鋼材市況の反落と国内の店売り価格の値上げ足踏みを受けて、業績改善スピードに対する懸念が広がっていましたが、大和証券では円安による業績押し上げ効果は大きいはずと指摘しています。

新日鉄住金にも円安効果を期待した買いが入りました。

三菱自動車(7211)も円安の進行で188億円の為替差益が出たため、2013年3月期の経常利益予想を620億円(前期比1.8%増)→939億円(前期比54.1%増益)に上方修正したことで買われました。

フジメディア(4674)やコナミ(9766)はカジノ関連として買われました。カジノ合法化による観光立国を目指す超党派の「国際観光産業振興議員連盟(通称・カジノ議連)」が本日総会を開催することが材料視され、お台場カジノ構想への期待が寄せられました。

日経ジャスダック平均は1,966円の29円高。ガンホーオンラインが引き続き人気で、テラやジャパンティッシュエンジアニリング、セルシード、アールテックウエノなどのバイオ関連の人気も継続しました。

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