概況/大引け 米中古住宅販売の低下や中国PMIの低下でドル安円高となり、主力株は一服。不動産も安いが、建設株が買われた

概況


日経平均 15分足

日経平均 15分足

大引けのTOPIXは1,143.78ポイントの1.82ポイント安、日経平均は13,529.65円の38.72円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は937、値下がり銘柄数は660。出来高は43億4,844万株、売買代金は2兆7,123億円。

円相場が1ドル=98円60銭と、100円突破目前の水準から遠ざかったことで、自動車株は小幅安となり、指数のもたつきを受けて不動産株も売られましたが、その分、個人投資家が前面に出て、アイフルやSBIホールディングスなどがストップ高となり、沖電気や大手ゼネコンなどの低位株が活躍しました。

円安進行に歯止めがかかったのは、米国で3月の中古住宅販売戸数は前月比0.6%減の年率492万戸となり、市場予想の501万戸を下回ったことや、HSBCから発表された4月の中国製造業購買担当者景気指数が50.5と3月の51.6から低下していたことです。中国製造業購買担当者景気指数の内訳で、新規輸出受注は48.6となり、3月の50.5から低下したため、米国の景気回復が弱いことや、欧州の景気悪化の影響を受けていると警戒されました。

日経平均 日足

日経平均 日足

日本企業の決算発表も近いことや、相場過熱感に対する警戒心もあり、主力株に対しては手掛けづらい雰囲気がありましたが、円高で悪影響を受けにくい大成建設(1801)や鹿島(1812)、戸田建設(1860)などの建設株が買われました。

アイフル(8515)はJPモルガンアセットマネジメントが9.76%を保有していることが大量報告書で判明したことが材料視され、東証1部市場の売買代金トップとなり、ストップ高となりました。

スクウェア・エニックス(9684)は、村上ファンドの出身者が運営しているエフィッシモキャピタルマネージメントが発行済み株式数の7.11%に当たる819万7,500株を保有していることが大量報告書で判明したことで注目されました。

円安で漁船の燃料費が上がっているため、全国漁業協同組合連合会が政府に燃料高騰の対策を求めるために、5月に全国の漁船約20万隻の一斉休漁を検討していると朝日新聞で報じられ、極洋(1301)が買われました。

日経ジャスダック平均は1,936円の22円高。ガンホーオンライン(3765)がストップ高となり、東証1部市場も合わせた売買代金でアイフルに次ぐ第2位となりました。

免疫生物研究所や3Dマトリックス、医学生物学研究所、セルシードなどバイオ関連の物色も目立ちました。

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