概況/前引け G20声明で円安加速を好感。安倍政権の成長戦略で医療関連も高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,148.52ポイントの21.85ポイント高、日経平均は13,574円の258円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,576、値下がり銘柄数は80。出来高は24億9,787万株、売買代金は1兆5,455億円。

先週のG20財務相・中銀総裁会議の声名では日本の政策措置について「デフレを止め、内需を支えることを意図した」と明記され、円安誘導策という批判にならなかったことが安心され、円安が進みました。本日の円相場は一時99円88銭まで円安が進み、東京株式市場は全面高となりました。

トヨタや日産、マツダなどの円安メリットを享受する自動車株が高く、リスク許容度の改善期待から、三菱UFJフィナンシャルグループや野村ホールディングスなどの金融株も買われました。

アイフル(8515)は過払い利息返還の減少ペースが鈍化していることから、2013年3月期の営業利益見通しを152億円(前期比7.9%減益)と発表し、朝方は売られましたが、前引けにかけて切り返しました。

川崎重工(7012)と三井造船(7003)が経営統合に向けた交渉に入ることが明らかになったと今朝の日経新聞で報じられ、三井造船の方が恩恵拡大期待で値上がりも大きくなりました。業界再編期待から佐世保重工も物色されました。

安倍首相が19日、6月にまとめる成長戦略の第1弾を発表し、ロシアや中東に先端医療センターを設け医療を成長産業に育てることを盛り込みました。21日の読売新聞は日本の医療機器や医薬品、医療サービスの海外展開を支援するため、官民共同で設置する新組織が23日に発足。2011年に設立された社団法人「メディカル・エクセレンス・ジャパン」(MEJ)を改組。政府は医療産業を成長戦略の柱と位置づけていると報じています。日本政府が医療を成長産業に育てることを期待して、新日本科学(2395)やアイロム(2372)、大研医器(7775)、イーピーエス(4282)なども高くなっています。

その他、マンション販売増加期待で長谷工やゴールドクレストや大京なども買われました。

一方、KLab(3656)やカプコン(9697)、エイチーム(3662)などのゲーム関連は他のテーマ株への乗り換えの動きから値下がりしました。

日経ジャスダック平均は1,906円の26円高。バイオ関連のテラやジャパンティッシュエンジニアリングが高く、東証マザーズ市場でもナノキャリアやメディネットやUMNファーマなどのバイオ関連が買われました。

いちごグループ(2337)は2014年2月期の純利益見通しが前期比83%増の30億円の見通しや、8月末に1株を200株に株式分割し、100株を1単元とすることを発表したため、最低投資金額が半分になることも歓迎され、ストップ高となりました。

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