概況/大引け マツダや東芝、商船三井などの低位大型株が買われた。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,136.01ポイントの16.81ポイント高、日経平均は13,382.89円の161.45円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,361、値下がり銘柄数は286。出来高は38億241万株、売買代金は2兆7,920億円

マツダ(7261)は低燃費の新世代エンジン「SKYACTIV」搭載の車種の販売増加でモノ造り革新の成果と円安効果から利益の飛躍的拡大が見込まれています。

東芝(6502)も構造改革の成果に加えて、NAND型フラッシュメモリーの市況改善や円安効果で、2014年3月期の営業利益が過去最高益を更新する可能性が期待されています。

商船三井(9104)や川崎汽船(9107)は海上運賃がドル建てなので、円安効果と燃料安効果が期待されています。

これらの低位の大型株が賑わったため、海外投資家が買ってきているのではないかという感想も聞かれました。

みずほ証券のストラテジストが2週間、北米投資家を訪問してきたそうですが、外国人投資家から安倍内閣への支持率は、日本人以上に高いとの印象を抱いたと述べています。

大和証券では「TOPIX÷米S&P500指数」の倍率を見ると、2006年以降の下落トレンドを脱してきたところと解説しています。現在の水準は2009年頃までのかつてのレンジ下限に対しても、まだ上昇余地があるそうなので、日本株の海外株に対する出遅れ修正は始まったばかりと指摘しています。

SBIホールディングス(8473)が急騰しましたが、SBI証券の手数料収入の拡大が評価されていることや、仕手系資金の買いの噂も流れました。代わりに仕手系資金の乗り換えの動きから、日本カーバイド工業(4064)は大幅安となりました。

KLab(3656)は15日に配信開始した萌え系ソーシャルゲーム「ラブライブ」が、配信開始翌日の16日にiOSの課金ランキングで5位を獲得したため、ストップ高となりました。

生化学工業(4548)はみずほ証券が投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価は1,000円→1,410円に引き上げたことで関心を集め、1,147円の150円高とストップ高となりました。関節機能改善剤「Gel-One(ジェルワン)」が7月から本格販売の見通しで、為替の追い風を受け、第3次成長期入りと紹介しています。

日経ジャスダック平均は1,846円の13円高。グローバル投資家のベンチマークに利用されることが多いMSCI指数は四半期毎の定期見直しが5月16日早朝に発表される予定で、ガンホーオンライン(3765)も追加採用されるという予想がSMBC日興証券から報告され、ストップ高となりました。

創薬ベンチャーのデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)は4月10日に、緑内障治療剤「K-115」の国内後期第Ⅲ相臨床試験を終了したと発表したため、新薬の承認申請が期待され、株価高騰が続いています。

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