寄り付き/概況 NYダウと金の反発を好感。IHIがインフルエンザワクチンの量産計画で高い。ロシアとの投資基金への期待で医療関連も買われる

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,700万株、買いは2,430万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,132.34ポイントの13.14ポイント高、日経平均は13,341円の119円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,493、値下がり銘柄数は131。

昨日のNYダウは157ドル高の14,756ドルと反発しました。3月の住宅着工件数の伸びが前月比7.0%増と予想を上回り、買戻しが入りました。NY金先物市場も前日の急落を受けた安値拾いの買いが入り、26ドル30セント高の1,387ドル40セントと3営業日振りに反発しました。

今朝の東京株式市場も反発して始まっていて、ほぼ全面高となっています。円安回帰に期待してトヨタが買われています。

安倍首相が今月末のロシア訪問で打ち出す経済協力は、双日(2768)によるコージェネレーション(熱電併給)システム供給と報じられ、双日も値上がりしました。

日本企業の直接投資を支援する数億~10億ドル規模の基金「日ロ共同投資プラットフォーム」(仮称)の創設を検討していて、ロシア側ニーズの強い医療や食品、農業、都市開発などに日本企業の投資を資金面で援助するということも報じられたので、医療機器メーカーの日立メディコ(6910)やオリンパス(7733)、大研医器(7775)なども買われています。

生化学工業(4548)はみずほ証券が投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価も1,000円→1,410円に高めたことが注目され、値上がりしています。関節機能改善剤「Gel-One(ジェル・ワン)」の本格発売と円安メリットで第3次成長と予想しています。

IHI(7013)はUMNファーマ(4585)との共同出資会社がアステラス製薬(4503)からインフルエンザワクチンの生産を受託し、2015年に量産を始めると日経新聞で報じられ、意外感から買われました。ウイルスの遺伝子情報を昆虫の細胞に感染させて増やす新手法で、通常の鶏卵を使う場合はワクチン製造に約6ヵ月かかりますが、約2ヵ月で済むと伝えています。

ソフトバンクもスプリント・ネクステルに対する買収価格の引き上げを迫られるのではないかという懸念は抱かれていますが、反発しています。

一方、新光電気工業(6967)はメリルリンチ証券投資判断を「「買い」→「アンダーパフォーム」に引き下げたことで売られました。パソコン需要低迷にもかかわらず、円安に伴う株価上昇期待からポジティブな投資スタンスを採ってきたそうですが、株価は円安効果をほぼ織り込んだと判断、4月26日発表の2014年3月期の会社計画もコンセンサスを下回る公算大と報告しています。

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