概況/寄り付き 円高警戒で、自動車が安い。不動産も値下がり。鳥インフルエンザ対策関連の大幸薬品が高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,120万株、買いは1,720万株でした。

9時16分時点のTOPIXは1,141.25ポイントの7.32ポイント安、日経平均は13,374円の110円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は558、値下がり銘柄数は963。

先週金曜日のNYダウは0.08ドル安の14,865ドルでした。3月の米国小売売上高や4月のミシガン大学消費者信頼感指数の低下を受けて、米国景気回復について懸念が台頭し、NYダウは一時74ドルほど下げましたが、押し目買い意欲も根強く、下げを取り戻しました。

週明けの東京株式市場は続落して始まっています。円相場が1ドル=98円50銭近辺と、先週木曜日の1ドル=99円64銭に比べて円高となっているため、利益確保の売りも出ているようです。

ユーロ圏では景気低迷下での改革停滞や、キプロス支援の余波が南欧の銀行問題に及び始め、円安進行に水を差しました。米国では、3月の小売売上高が予想外に減少し、4月のミシガン大学消費者信頼度指数が9ヵ月ぶり水準に低下し、米国景気の先行き不透明感からドル売り・円買いが優勢となりまし。

米国財務省が議会に提出した半期・為替政策報告書で、「我々は日本に対し、G7、G20の一員としてコミットメントを順守し、競争的な通貨引き下げ、競争上の目的に基づく為替相場の目標設定を控えるよう促す」としたことで、円買い戻しに拍車が掛かりました。

4月18~19日にワシントンでG20財務相・中銀総裁会議も開催されるので、警戒されています。

日産自動車やトヨタなどの自動車株が値下がりし、不動産株も安く、商社や鉄鋼株なども軟調となっています。

アークス(9948)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を「Outperform」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は2,000円継続と発表したことで売られました。2014年2月期はM&AがなければEBITDA成長は踊り場へと解説しています。

イオンモール(8905)も三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を「Outperform」→「Neutral」に引き下げたことで売られました。目標株価は2,550円→3,450円に引き上げましたが、REITへの流動化に期待も、出店先行費用で成長率鈍化と予想しています。

一方、鳥インフルエンザ対策関連で大幸薬品(4574)が高く、関西電力や九州電力は業界再編期待から続伸しています。

新潟県地盤の食品スーパーの原信ナルスホールディングス(8255)は群馬県地盤のフレッセイホールディングスと10月1日付で経営統合すると発表したことで、値上がりしています。原信ナルスHDは「アクシアルリテイリング」に社名を変更します。

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