概況/前引け 不動産株は値下がりしているが、FOMC議事要旨の公開による円安を受けて自動車や電機が高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,134.18ポイントの13.14ポイント高、日経平均は13,398円の110円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は777、値下がり銘柄数は779。出来高は29億2,502万株、売買代金は2兆120億円。

中国の3月の輸入額が前年同月比14.0%増と予想の6.0%増を上回り好調だったため、昨日の米国株は3日続伸となり、東京株式市場も好調でした。

円相場が昨日の米国市場で1ドル=99円87銭まで円安に進み、2009年4月14日以来の1ドル=100円回復に接近しました。

米国で3月19日~20日開催のFOMC議事要旨が公表され、メンバーの一部から量的緩和について労働市場が予想通り改善した場合、年内に縮小開始すべきという意見が示されていたことが判明し、ドル買いが広がりました。ただ、米国では3月の雇用統計が予想より弱かったことや、バーナンキFRB議長が今週、景気見通しに慎重な見通しを示していたことから、量的緩和の早期終了観測については米国株式市場ではそれほど深刻には受け止められていないようです。

東京株式市場では不動産株は値下がりしていますが、円安を好感し、トヨタ(7203)や本田(7267)などの自動車株、日立や東芝などの電機株、三菱重工などが買われました。

ユニチカ(3103)は放射線除染現場でガス抜き管を必要としない防水シート「エルベスキャッピングシート」を大阪府立産業技術総合研究所などと共同開発したと発表したため、買われました。ポリエチレンが原料の微多孔膜を使うことで、雨水や廃棄物の飛散を防ぎながらガスの透過性を高めました。福島県相馬市などが除染廃棄物の飛散を防ぐ目的で採用を進めていると日刊工業新聞は報じています。

日経ジャスダック平均は1,803円の1円安。いちごグループやレーサムなどの不動産関連が値下がりし、ジャパンティッシュエンジアリングやテラなどの再生医療関連も値下がりしました。

一方、高額商品の売上拡大を受けて、イタリアの高級家具を扱うカッシーナイクスシー(2777)が2日連続ストップ高となりました。

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