概況/寄り付き 不動産が再び買われ、円安を好感し、自動車株が高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,420万株、買いは1,980万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,138.73ポイントの17.69ポイント高、日経平均は13,454円の166円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,407、値下がり銘柄数は195。

昨日のNYダウは128ドル高の14,802ドル。中国の3月の輸入額が前年同月比14.0%増と予想の6.0%増を上回り好調だったことや、イタリアの1年国債の入札が順調だったことが安心されました。

3月19日~20日開催のFOMC議事録ではメンバーの一部から量的緩和について労働市場が予想通り改善した場合、年内に縮小開始すべきという意見が示されましたが、3月の雇用統計が予想より弱かったことや、バーナンキFRB議長が今週、景気見通しに慎重な見通しを示していたことから、量的緩和の早期終了観測についてはそれほど深刻には受け止められていないようです。

米国株高以外にも、円相場が1ドル=99円70銭と100円に接近していることも好感され、今朝の東京株式市場は続伸して始まっています。不動産株が買われ、トヨタなどの自動車株も高く、三菱重工なども値上がりしています。

JR東海(9022)はシティグループ証券がレーティングを「2」(=中立)→「1」(=買い)、目標株価を9,200円→13,000円に引き上げたことが注目されました。2013年3月期の営業利益は4,220億円(同13.3%増)で、2014年3月期は4,540億円(同7.5%増)と予想しています。新幹線は観光需要が好調で、ビジネス需要の改善も予想するため。観光は円安や中国路線での需要減の影響もあり、国内旅行が好調に推移すると予想。資産効果や賃金上昇に伴って、レジャーへの支出が改善傾向を強めると見ています。

シャープ(6753)は2012年10月~2013年3月期(下期)の営業利益は200億円強で従来予想の138億円を上回ると日経新聞で報じられ、値上がりしています。人員削減でコストが減り、資本提携した韓国サムスン電子向けに液晶パネルの販売が伸びました。さらに今年の夏には省エネ型液晶パネル「IGZO(イグゾー)」を搭載したスマートフォンをKDDI(au)(9433)に供給方針とも伝えています。

テルモ(4543)は野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価も3,400円→5,000円に引き上げました。今後持続的に成長する企業として再評価されるタイミングが到来したと紹介しています。円安局面、既存品のシェア拡大に加え、新製品の寄与を予想しています。

チヨダ(8185)は三菱UFJモルガンスタンレー証券で「Outperform」継続で、目標株価を2,530円→3,100円に引き上げました。

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