概況/前引け REITや銀行株が反発。中国の消費者物価の減速で米国で鉄鋼株が買われ、東証でも新日鉄住金が高い。

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,118.01ポイントの15.97ポイント高、日経平均は13,289円の96円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は931、値下がり銘柄数は659。出来高は28億4,033万株、売買代金は1兆9,221億円。

昨日は売られたREITや不動産株、銀行株に買いが入り、反発しました。

野村ホールディングス(8604)はUBS証券が投資判断を新規に「Buy」で、目標株価は770円と発表しました。産業の成熟化や高齢化が進む日本において、資産運用や企業の海外進出などをサポートする証券会社の重要性は高く、また足元の市況回復の恩恵をダイレクトに受けるセクターと述べ、野村証券はその国内最大手銘柄であり、割安感も依然として大きいと紹介しています。

中国の消費者物価上昇率が2月の3.2%上昇から3月は2.1%上昇に低下し、金融引き締め懸念が後退したことを受けて、昨日の海外市場では商品市況が上昇し、米国株式市場では銅などの鉱業会社のフリーポートマクモランや鉄鋼メーカーのUSスチールなどが買われました。本日の東京株式市場でも新日鉄住金(5401)が買われました。

日本橋梁やPS三菱などの国土強靱化関連も買われました。

新日本科学(2395)はiPS細胞(万能細胞)を用いた再生医療の研究開発を手がける理化学研究所認定ベンチャー、日本網膜研究所(福岡市東区)に資本参加すると発表し、ストップ高となりました。ジャスダック市場に上場しているテラ(2191)も日本網膜研究所に資本参加を発表したことで大幅高となっています。

反面、ファミリーマート(8028)が売られましたが、大和証券では大量の出店の計画に警戒感を持ち、レーティング「2」(=強気)を再検討すると引き下げを示唆しました。前期の既存店売上高は前の期に比べ1.6%減(タバコを除いて同0.6%減)で、新店の平均日販も9万2千円減少し、42万9千円と減少が大きかったそうです。

日経ジャスダック平均は1,799円の2円高。コスモスイニシアや日本エスコンなどの低位の不動産株も値下がりしましたが、ジャパンティッシュエンジアリングやテラやカルナバイオサイエンスなどのバイオ関連が物色されました。

戻る