概況/寄り付き 日銀の質量共に次元の異なる金融緩和策に驚き、全面高。不動産が急騰。ただ、生保は超長期金利の低下はネガティブなので下落。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,640万株、買いは4,230万株でした。

9時18分時点のTOPIXは1,082.16ポイントの44.40ポイント高、日経平均は13,083円の448円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,541、値下がり銘柄数は108。

昨日のNYダウは55ドル高の14,606ドルでした。日銀は大胆な金融政策を発表しましたが、ECBは政策金利を0.75%に据え置き、欧州株式市場は下落し、米国は週間の新規失業保険申請件数が38万5千件と市場予想の35万3千件より悪化し、金曜日の雇用統計を控え、様子見気分が強い状況でした。

東京株式市場は質量共に次元の異なる金融緩和策に驚き、全面高の始まりとなっています。

野村証券では黒田日銀が国債の月額発行額(約11兆円)の6~7割の吸収する措置を一気に打ち出したので、海外勢は「クロダと戦うな」との思いを強めたのではないかと解説しています。

日銀がREITを年間300億円ずつ買う方針を打ち出したため、REITが大幅高となり、不動産株は軒並み買い気配の始まりとなっています。

ドイツ証券は三井不動産(8801)の目標株価2,400円→3,700円に、三菱地所(8802)は2,350円→3,300円に、住友不動産(8830)は2,900円→4,600円に引き上げていますが、実質金利マイナス幅は拡大していて、その後訪れるのが賃料上昇相場なので、現状の株式相場の上昇は序章に過ぎず、本格的な上昇期はこれからと解説しています。

東京建物(8804)はクレディスイス証券が投資判断を「Neutral」→「OUTPERFORM」に目標株価は460円→740円に引き上げました。大手町1-6プロジェクトの一部が9月に竣工し、来期から同社は売却益に頼らずに安定収益での利益創出が可能となると予想しています。大手町1-6プロジェクト(業績寄与は2014年から本格寄与)、中野セントラルパーク(同2014年)、東京スクエアガーデン(同2015年)がフル稼働をすると、この3案件から176億円の営業利益を創出すると見ています。

ただ、第一生命やT&Dホールディングスなどの生保は超長期金利の低下はネガティブとなることから売られています。

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