概況/前引け 日銀短観の改善が緩やか。金融政策決定会合や米雇用統計を控え、様子見の中、下落。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,034.71ポイントの2.07ポイント安、日経平均は12,283円の114円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は1,513。出来高は13億3,893億円、売買代金は9,187億円。

日銀短観は大企業の製造業の業況判断が前回12月マイナス12→今回3月マイナス8→次回6月マイナス1の予想と、小幅な改善に留まっています。為替前提が2013年度は1ドル=85円22銭と保守的になっているので、割り引いて考える必要がありますが、交易条件の悪化や世界経済の需要低下の影響も警戒されているようです。

4月3日~4日の日銀金融政策決定会合では、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)などのリスク資産を買い増しを決める方向で最終調整していると3月30日の読売新聞は報じましたが、様子見ムードから本日のREITは軒並み安となっています。

不動産株も安く、銀行株も値下がりしています。

今週は日銀金融政策決定会合や米国の雇用統計を控えて、様子見ムードからリスクオフとなり、円相場は1ドル=93円86銭と円高方向に向かったため、トヨタ(7203)や本田(7267)などの自動車株や、東芝(6502)やソニー(6758)などのハイテク株も冴えませんでした。

一方、東京電力(9501)は3月29日に、福島第一原発事故を踏まえた新たな安全対策「原子力改革プラン」をまとめたことで、経営再建に必要な柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼動に向け、地元の了承取り付けにつなげたい考えが期待され、続伸しています。ただ、了承取り付けは難航も予想されています。

ニトリ(9843)は2013年2月期の営業利益が615億5千万円(前期比6%増)、2014年2月期の営業利益計画は603億円(前期比2%増)と発表し、値上がりしました。UBS証券では投資判断「Buy」と目標株価8,500円を継続すると解説しています。

日経ジャスダック平均は1,751円の26円安。東証マザーズ市場のカービュー(2155)は昨年12月にヤフー(4689)の子会社となり、3月29日に業務提携を発表したことでストップ高買い気配となっています。新しい自動車情報サイト「carview!」を構築し、ヤフーからの運営委託に基づいてコンテンツの調達を受け持つ他、連携して広告枠を販売し収益を配分する計画です。

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