概況/前引け 配当落ち分約90円を埋めて揉み合い。日銀追加緩和期待で不動産が堅調。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,044.31ポイントの0.11ポイント安、日経平均は12,476円の5円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は717、値下がり銘柄数は875。出来高は12億6,985万株、売買代金は9,305億円。

本日の配当落ち分は約90円ほどで、日経平均は揉み合いとなりました。もし、配当落ちがなければ日経平均は90円超、値上がりしていたことになります。

ダイエー(8263)はイオン(8267)が丸紅から買い取る価格が270円前後と報じられたため、値下がりし、スクウェアエニックス(9684)は北米市場での大型ゲームソフト販売が不振のため、2013年3月期が最終赤字130億円(前期は黒字60億円)になる見通しと発表し、売られました。

大塚商会(4768)はメリルリンチ証券が投資判断を「買い」→「中立」に引き下げたことで売られました。2013年12月期の好業績は最近の株価上昇で織り込み済みと解説しています。

一方、日銀が「資産買い入れ基金」と、通常の資金供給のための国債買い入れ枠を統合することを4月3、4日に開く金融政策決定会合で検討すると報じられたため、積極的な金融緩和策への期待で、不動産株は値上がりし、不動産ファンドのケネディクスも買われました。

携帯電話の販売代理店のNECモバイリング(9430)は、NECが売却交渉を進めていて、豊田通商とデンソーが共同出資するTDモバイルと、丸紅子会社の丸紅テレコムの2社が交渉相手として浮上していると日経新聞が報じたため、ストップ高となりました。

国土強靱化政策に期待して、日本橋梁や建機レンタルのカナモトも高くなっています。

住友ゴム(5110)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資信判断を「Neutral」→「Outperform」に、目標株価を1,150円→1,900円に引き上げたことが注目されました。中国への日系タイヤ各社の依存度は連結売上高でブリヂストン(5108)が約4%、住友ゴムが約13%程度、横浜ゴム(5101)が約9%、東洋ゴム(5105)が約5%と推察していて、中国での成長ポテンシャルは非常に高まっていると紹介しています。

本日、東証1部市場に新規上場したタマホーム(1419)は公募価格980円に対して、初値が1,700円で前引けは1,852円となっています。木村拓哉をCMに起用し、知名度を高めました。

日経ジャスダック平均は1,783円の12円安。プロパストやレーサムなどの不動産関連が買われました。

ラクオリア創薬は反落し、3Dマトリックスは買われ、そーせいやオンコセラピーは揉み合いとバイオ関連は一服気味ですが、臨床試験受託のカイノスやJCLバイオアッセイといった周辺銘柄が値上がりしました。

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