概況/寄り付き キプロス大統領とEUが支援策の大枠で合意したと報じられ、不安心理の後退で東証は幅広く反発。野村ホールディングスやアイフルやオリコなどの値上がりが目立つ。

概況


日経平均 日足 MA(25/75)

日経平均 日足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,570万株、買いは3,180万株でした。

9時15分時点のTOPIXは1,051.11ポイントの12.54ポイント高、日経平均は12,524円の186円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,406、値下がり銘柄数は202。

先週金曜日のNYダウは90ドル高の14,512ドルと反発しました。好調な企業決算が追い風になり、買い戻しが入りました。キプロス政府高官が、金融支援を巡るEU等との交渉について、近く結果が出ると述べたと報じられたこともあり、キプロスを巡る悲観論が後退しました。

今朝、キプロス大統領とEUが支援策の大枠で合意したと報じられました。キプロス支援策は「グッドバンク」と「バッドバンク」の創設や、国内2位の銀行を閉鎖することなどが盛り込まれています。

今朝の東京株式市場もキプロスへの支援合意で、スペインなどの他の南欧諸国に問題が拡散しないことが期待され、反発して始まっています。

投資心理の回復期待で野村ホールディングス(8604)が買われ、アイフル(8515)やオリコ(4800)などのノンバンクも値上がりし、三井不動産などの不動産株も買われています。

欧州不安の後退への期待で、ニコン(7731)やアシックス(7936)などの欧州売上高比率の高い銘柄も値上りしています。

関東電化工業(4047)は岩井コスモ証券が投資判断を「B」→「A」に、目標株価を155円→310円に引き上げたことが注目されました。2013年3月期は半導体用特殊ガスやリチウムイオン電池用電解質の需要が想定を大きく下回り、2期連続の赤字となる見通しですが、新設設備の減損処理や緊急のコスト削減対策により、損益分岐点が低下し、来期は業績急回復を予想しています。

プロネクサス(7893)は発行済み株式数の2.99%に相当する100万株を上限とした自社株買いの発表が好感されました。

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