概況/大引け 円安一服でトヨタやキヤノンが小幅安。一建設の好決算で他のパワービルダーも高い。新興市場では新規公開株人気継続。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けのTOPIXは1,031.42ポイントの4.48ポイント安、日経平均は12,239.66円の75.15円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は664、値下がり銘柄数は924。出来高は29億9,700万株、売買代金は2兆2,132億円。

日銀の人事案について、民主党が岩田副総裁に反対したものの、みんなの党が賛成に回ったため、承認されそうですが、円相場はやや円高気味となりました。

昨日のNYダウが2ドル高に留まり、上値が重くなっていることも警戒要因となっています。米国の給与税減税とガソリン価格の高止まりが可処分所得の減少を通じて、個人消費の下押し圧力となりかねないことが米国株の上値を抑制しているそうです。

東京株式市場は円安一服を受けて、トヨタ(7203)やキヤノン(7751)などが値下がりし、コマツや日立建機やファナックなども上海株式市場の値下がりを受けて、弱含みました。

中国政府が3月1日に不動産規制を発表しているため、上海株式市場では金融株や不動産株が売られています。

JT(2914)は政府保有株の売出に伴い、TOPIXやMSCI指数への組み入れ比率が高まり、TOPIXとMSCI指数連動型ファンドからの買いが入ることを当て込み、値上がりしました。

ブイテクノロジー(7717)はみずほ証券が投資判断「買い」継続で、目標株価を23万5千円→45万円に引き上げたことが注目されました。露光装置(AEGIS)の大型案件、中国の新規液晶パネルの設備投資に関連した検査修正装置の受注増加で、2014年3月期は業績が好転すると予想しています。

JCU(4975)は大和証券がレーティングを新規に「1」で目標株価5,500円と発表したことで買われました。プリント配線板向けのめっき薬品や自動めっき装置を製造販売していて、スマートフォンやタブレット端末などの拡大とプリント配線板の小型化・高密度化の進展で需要が伸びていると有望視しています。

ジャスダック市場に上場している一建設(3268)の2013年1月期決算は、純利益が161億円で、連結決算への移行で単純比較できませんが、前の期の単体の税引き利益と比べて39%の増益だったことで買われ、ストップ高となりました。

東証1部市場でも飯田産業(8880)やアーストワンなどのパワービルダーが買われましたが、昨年12月25日に低価格の戸建て分譲住宅を手掛ける一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社が2013年11月をめどに経営統合すると発表しています。

日経ジャスダック平均は1,714円の13円高。新規公開株の人気が高く、昨日、東証マザーズ市場に新規公開した電子カルテのソフトマックス(3671)は公募価格1,300円に対して、初日は2,990円買い気配で、2日目の本日、初値は5,510円で付きました。本日の終値は4,800円と値下がりしています。

本日、東証マザーズ市場に新規公開したオイシックス(3182)はインターネットを通じた食品の販売を行っている会社で、公募価格1,200円に対して、2,760円買い気配で取引を終えました。

既存の流通銘柄ではガンホーオンラインは続落となったものの、再生医療関連のジャパンティッシュエンジニアリング(7774)や海底地質調査用マリンドリルを生産している鉱研工業(6297)がストップ高となりました。

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