概況/前引け NYダウが連日の最高値更新で、日経平均も取引時間中では2008年9月29日以来4年半振りの12,000円乗せ。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは1,007ポイントの4.41ポイント高、日経平均は12,004円の72円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は914、値下がり銘柄数は643。出来高は16億9,164万株、売買代金は1兆1,165億円。

NYダウが連日で最高値を更新したことから、日経平均も取引時間中では2008年9月29日以来4年半振りの12,000円乗せとなりました。ただ、12,000円の水準では急ピッチな上げに対する警戒感もあり、揉み合いとなりました。

朝方は指数寄与度の高さで買われたソフトバンクとファーストリテイリングが小幅安なり、三井不動産や住友不動産などの不動産株も小幅安となりました。

シャープは韓国サムスン電子から約100億円の出資を受けますが、本質的な財務基盤やリファイナンスへの懸念解消には至らないと大和証券では指摘していて、株価も値下がりしました。

大手不動産株も建設労働者不足による賃金上昇で粗利が損なわれていることが警戒され、小幅安となっています。

一方、テーマ性のある材料株物色は活発で、株高による資産効果で高額商品に販売拡大の期待と銀座店の土地の含み益が囃されている松屋がストップ高となり、グループ会社の神栄テクノロジーがPM2.5のセンサも生産していることが好材料視され、神栄(3004)は2日連続ストップ高となりました。日本エアーテック(6291)もエアシャワーも生産しているため、中国の大気汚染のPM2.5の対策関連として昨日に続きストップ高となりました。

ネット選挙の解禁で恩恵を受けるドワンゴも人気を集めています。

応用地質(9755)は調査・コンサルティング事業が公共投資の拡大策による恩恵を受けることや、計測機器事業も自社開発した津波や地滑りの計測に関する特殊な機器類を取り扱っているため、受注拡大の期待が寄せられています。

前田工繊(7821)も土木用繊維とプラスチック材料を素材とした合成繊維など特殊な繊維を材料に、落石や土砂崩れを防ぐシートやマット類や、大型土のう袋、排水・防水シートなどを製造販売しているので、公共投資拡大の恩恵を受けると期待されています。

カジュアル衣料品のポイント(2685)はJPモルガン証券が投資判断を「Neutral」→「Overweight」に引き上げたことが注目されました。販売底打ちや不採算店閉鎖などで13年度以降の業績見通しが改善すると見ています。

日経ジャスダック平均は1,702円の13円高。ガンホー・オンライン(3765)はスマートフォン向けゲームの「パズル&ドラゴンズ」のダウンロード数が2月半ばに累計で900万を超えましたが、1,000万ダウンロードの発表は目前という期待から連日の株価高騰が続き、一時410万円(前日比25万5千円高)まで買われました。

東証マザーズ市場ではUMNファーマ(4585)がヤクルト(2267)とアピ(岐阜県岐阜市)との3社でがん領域における複数の抗体バイオ後続品の研究開発と商業化を共同で実施することで合意したことでストップ高となりました。

一方、サイバーエージェント(4751)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を「Neutral」→「Underperform」に引き下げたことで売られました。広告宣伝効果は限定的と解説しています。

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