概況/前引け TOPIXは780.38ポイント安、日経平均は9,420円の37円安。投票日前後がピークという警戒感や米ISM製造業景気指数の低下で様子見。日本橋梁とPS三菱も上げ幅は目減り。

概況


前引けのTOPIXは780.38ポイント安、日経平均は9,420円の37円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は784、値下がり銘柄数は681。出来高は9億1,083万株、売買代金は5,108億円。

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

日経平均 15分足(5日間) MA(25)、MA(75)

安倍新政権に対する期待はやや過剰で、選挙前か16日の投票直後のタイミングで株価もドル円相場もいったん天井を付けてしまう公算が強いという見方や、米国の11月のISM製造業景気指数が49.5と、10月の51.7から低下し、予想の51.4も下回ったことも警戒されました。
ISM指数の低下はハリケーン「サンディ」の影響が出ているため、3ヵ月振りの50割れとなっただけという解説も聞かれましたが、「財政の崖」の回避に向けた協議が進んでいないことは警戒されています。
共和党の財政赤字削減策は総額2.2兆ドルですが、富裕層に対する増税はなく、かえって溝の深さを浮き彫りにしたと言われています。

日本橋梁やPS三菱は上げ幅を縮めましたが、昨日に引き続き、老朽化した橋梁などの社会資本の補修や改築工事の必要性への期待で買われました。

本田は11月の米国での自動車販売が前年同月比38.9%増となったことで堅調となりました。

アイロムホールディングス(2372)は11月13日に、ディナベックが所有する先端的技術を利用した細胞・再生医療等の研究開発促進を目的として、ディナベックと戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表したことで、5日連続ストップ高を記録した会社ですが、その後の調整を経て、本日は再び買われストップ高となりました。

住友精密は日本と韓国でLNG気化装置を多数受注し、受注総額は数十億円の模様と日刊工業新聞で報じられ、値上がりしました。

一方、ジャパンパイル(5288)は公募増資や株式売り出しの受け渡し日なので、利益確定の売りが出て値下がりしました。

アドバンテストはクレディスイス証券が投資判断を「Outperform」→「UNDERPERFORM」に格下げし、目標株価も1,100円→900円に引き下げたことで売られました。スマートフォン向けT2000のシェア低下リスクを懸念したそうです。

日経ジャスダック平均は1,367円の1円安。ローソンとヤフーが提携し、来年1月からインターネットを使った食品や日用品の宅配「スマートキッチン」を始めると報じられ、競争激化懸念から楽天は値下がりしました。

大阪証券取引所(8697)は11月のデリバティブ(金融派生商品)の売買高が前年同月比24.4%増だったことが好感され、値上がりしました。

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