概況/寄り付き イタリア国債入札が無難に通過し、ユーロやNYダウが値上がりし、東証も反発。リスクオンで東京都競馬や東京テアトルなどの土地持ち企業が高い。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,770万株、買いは1,580万株でした。

9時16分時点のTOPIXは965.32ポイントの11.60ポイント高、日経平均は11,419円の165円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,333、値下がり銘柄数は220。

昨日のNYダウは175ドル高の14,975ドルと続伸しました。イタリアの国債入札の無難な結果がリスク回避の巻き戻しにつながり、米国の1月の住宅販売保留指数が前月比4.5%上昇して、2010年4月以来の高水準となる105.9となったことも好感されました。

今朝の東京株式市場も反発して始まっています。

イタリアの10年債入札では、利回りが0.5%ポイント超上昇し、4.83%と2012年10月以来の高水準となりましたが、目標の上限40億ユーロを調達しました。応札倍率は1.654倍と高く、イタリア長期債への需要が旺盛であることが示されました。ユーロが反発し、円相場も対ドルで1ドル=92円35銭となっています。

トヨタが反発し、東京都競馬(9672)や東京テアトル(9633)などの土地持ち企業が買われました。

日本信号(6741)は野村証券が投資判断を「Buy」継続で、目標株価を660円→840円に引き上げたこと関心を集めました。駅の自動改札機の更新需要は従来想定以上と述べ、3月23日に10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが日本全国で開始される予定や、駅自動改札機は法定耐用年数が5年ですが、過去の需要ピークは2007年3月期で老朽化が進んでいることも、更新需要を引き起こしていることを紹介しています。

三井造船(7003)は大気汚染問題が深刻な中国などでの需要を見込んで、ディーゼルエンジン向けに開発した排ガス処理技術を工場などの排気処理に転用し販売する。同社の排ガス処理技術はススなどの粒子状物質(PM)をプラズマで分解するもので、排ガス中のPMを最大9割除去できると昨日の日経新聞夕刊で報じられ、値上がりしています。

あいホールディングス(3076)は監視カメラシステムがマンション向けで国内3位(会社推定)で、介護施設や食品メーカーなどへの普及も進んでおり、製品売上高が拡大していることや、紙細工用デジタルカッターはデジタル入力したパターンに紙をカットすることができる機械で、こちらも売上高が拡大しているため、いちよし経済研究所では2013年6月期の営業利益予想を42億円(前期比18.6%増)→47億円(同32.7%増)に上方修正しました。

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