日米首脳会談の裏でロシア外交も進展 安倍首相訪露で経済交流も活発化へ

セクター 概況


コマツ(6301) 日足

コマツ(6301) 日足

先の日米首脳会談で安倍首相が一定の成果を上げる一方で、同時期にモスクワへは森喜朗元首相が安倍首相の特使として訪問、プーチン大統領との会談で大型連休中にも首相の公式訪問が実現する動きとなってきた。仮に実現すれば、日本の首相としては2003年の小泉純一郎首相以来、10年ぶりの訪露となることから、ロシアとの経済交流も活発化し、ロシアへ進出する日本企業にはさらなるビジネスチャンスが期待されよう。

森喜朗元首相とプーチン大統領との会談では、北方領土問題に関しては「双方が受け入れ可能な解決策」と言及しており、今後、安倍首相の訪露が実現すれば、何らかの進展が期待される。その上で、経済交流が活発化すれは日本企業にもエネルギー開発を含めて、ビジネスチャンスが到来することになる。

特にロシアが開発に意欲を見せているのが、極東地域で、昨年9月8日にはウラジオストクでAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を開催させており、主要国のトップを集めることで、既に重要度をアピールしている。極東と日本は隣接地域だけにロシアにとっても日本は重要な存在となるだろう。

コマツ(6301)は、ヤロスラブリに建設機械を製造する「コマツロシア製造(有)」を有する。溶接から組立までの建設機械の一貫生産ラインを設置している。

トヨタ自動車(7203)は、サンクトペテルブルクの車両組立工場を05年から稼働させており、ロシア国内向けのカムリを生産している。

東洋エンジニアリング(6330)は、東シベリアガス社のガスパイプラインやシブールヒムプロム社のエチルベンゼンプラントなど、ロシアで数多くのプラントを手掛ける。

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