概況/寄り付き イタリア総選挙で上院は過半数がなく、再選挙の恐れから、ユーロ安、NYダウ下落、円は海外で一時90円88銭まで円高進行。東証は全面安。

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,210万株、買いは1,400万株でした。

9時15分時点のTOPIXは965.47ポイントの15.23ポイント安、日経平均は11,422円の240円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は1,466。

昨日のNYダウは216ドル安の13,784ドルと売られました。イタリアの総選挙で下院は改革継続派の中道左派連合が過半数を獲得しましたが、上院は過半数の獲得勢力がない模様で、再選挙の可能性もあることから、政局不透明感から、ユーロが売られ、米国株も下落しました。ユーロ売りドル買いから、円相場も対ドルで一時90円88銭まで円高が進みました。

今朝の東京タイムでは1ドル=92円60銭近辺の取引となっていますが、昨日の94円台から比べると円高への揺り戻しは大きく、東京株式市場は狼狽売りも出て、下落して始まっています。

円高警戒でトヨタや本田などの自動車株が売られ、三菱UFJフィナンシャルグループや野村ホールディングスなどの金融株も利益確保の売りに押されています。

回転寿司のカッパクリエイト(7421)が売られていますが、日本政府のTPP参加で牛肉関税が下がり、牛肉価格が下がると、寿司よりもステーキを選ぶケースも増えそうという見方も影響しているのかもしれません。

値上がりしている銘柄は乏しい状態ですが、ワコム(6727)は野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価を30万円→42万円に引き上げたことで買われました。韓国のサムスン電子が2月24日に発表したGalaxy Note 8.0では、ワコム製ペン・センサーシステムを採用していると推定し、野村証券ではワコムの業績予想を上方修正しました。

円高メリットを受けると見方から、旅行会社のエイチアイエスも値上がりしています。

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