概況/寄り付き 日銀総裁に黒田アジア開発銀行総裁の起用案と、TPPの参加方針が好感され、全面高。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,620万株、買いは1,930万株でした。

9時15分時点のTOPIXは981.12ポイントの17.64ポイント高、日経平均は11,609円の223円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,532、値下がり銘柄数は80。

先週金曜日のNYダウは119ドル高の14,000ドルでした。ドイツのIfo企業景況感指数が2月は107.4と、市場予想の104.9や1月の104.3を上回ったことや、米国のコンピューターメーカーのヒューレットパッカードの決算がアナリスト予想を上回ったことが好感されました。

週明けの東京株式市場は、政府が白川総裁の後任としてアジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁(68)(元財務官)を起用する人事案を固めたと報じられたことや、TPPに参加する方針と報じられたことが好感され、全面高となっています。

黒田氏は財務官時代から日銀に対して物価目標を求め、金融緩和に積極的なことや、国際金融の世界的な人脈が評価されています。

金融緩和期待で三菱UFJフィナンシャルグループなどの金融株が買われて、円安への波及期待でマツダ(7261)も値上がりし、リフレ効果による株高で含み益拡大期待からT&Dホールディングスも値上がりしています。

アマダ(6113)は米国産業界で起きている海外からの生産回帰「リショアリング」と歩調を合わせるような好タイミングで、新工場(米カリフォルニア州ブレア市)を本格稼働させた。レーザー加工機やタレットパンチングプレス、周辺装置を北米に供給すると日刊工業新聞で報じられ、値上がりしました。

日本がTPPに参加すると、価格の安い農産物が日本に流入してくるため、国内農業の競争力を高め、対抗する力を備えることも必要なために、政府による農業振興策に期待して、農業関連の丸山製作所(6316)も買われています。

ダイフク(6383)の野村証券が2月21日に投資判断を「Buy」継続で、目標株価を550円→840円に引き上げたことで続伸しています。マテリアルハンドリングシステム業界で、ドイツのSchaefer社と売上高で世界1、2を争う企業で、米国の製造業回帰や日本国内の設備投資減税は追い風となるだろうと紹介しています。

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