概況/前引け 1月FOMCで複数の委員から雇用改善の前に資産買い入れの縮小などの意見が出て、金価格下落で住友鉱山安い。日本農薬は野村証券が格下げ。

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けのTOPIXは967.81ポイントの5.89ポイント安、日経平均は11,376円の92円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は736、値下がり銘柄数は799。出来高は13億8,843万株、売買代金は8,658億円。

米国で1月29日~30日に開催されたFOMCの議事要旨が発表され、複数の委員が潜在的なコストへの懸念から、雇用市場が改善する前に資産買い入れの縮小か停止が必要となる可能性があると指摘したことが判明し、昨日のNYダウは108ドル安の13,927ドルと売られました。

過剰流動性の縮小懸念から、昨日のNY金先物価格も下落したため、本日の東京株式市場では住友鉱山も売られました。

また、米国では建機メーカーのキャタピラーが11~1月の機械売上が前年同期比4%減と発表したため、コマツ(6301)や日立建機(6305)も売られています。

日本農薬(4997)は野村証券が投資判断を「Buy」→「Neutral」へ引き下げたことで売られました。
為替前提を1ドル=85円→87円に変更し、業績予想と目標株価は570円→610円に上方修正しましたが、株価上昇余地が縮小したため格下げしたそうです。仮に為替前提を1ドル=94円とした場合でも1株利益の増加は約11%に留まり、株価上昇余地は大きくないと解説しています。

一方、ネクスト(2120)は不動産・住宅情報サイト「HOME’S」の1月の売上高が前年同月比12.9%増となったことで買われました。

米ボーイング社が787型機(ドリームライナー)のバッテリーの問題の解決策を見つけた模様とロイターが報じたために、GSユアサ(6674)は買われました。
セル間の隙間が過熱の一因との見方で、バッテリー間の隙間を広くするようです。

日経ジャスダック平均は1,590円の5円高。ガンホーオンライン(3765)はスマートフォン向けゲームの「パズル&ドラゴンズ」のダウンロード数が2月7日に800万件を突破し、2月20日には900万件も突破したため、ゲーム業界ではダウンロード50万件がヒットの目安とされているため、爆発的な人気により株価の高騰も続いてきましたが、本日は利益確保の売りに押され反落しました。

昨日新規公開した協立情報通信(3670)は公募価格1,500円に対して、初日は買い気配のままで、2日目の本日は5,000円の初値の後、一時5,700円まで買われ、前引けは5,100円となりました。中小企業や官公庁を対象に情報インフラ整備などを手掛けています。

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