概況/寄り付き 金融株は一幅だが、政府が農業強化策の検討に入ったと報じられ、井関農機や日本農薬などが高い。ファナックはアップルリスクで下落。

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,550万株、買いは2,990万株でした。

9時15分時点のTOPIXは962.39ポイントの0.30ポイント安、日経平均は11,372円の35円安。東証1部市場の値上がり銘柄数は909、値下がり銘柄数は565。

昨日の米国市場はプレジデンツデーの祝日でした。為替市場ではドラギECB総裁がユーロ圏経済見通しに下方リスクがあると発言したことで、ユーロが対ドルで下落したものの、対円では小幅上昇となりました。

昨日の日経平均が234円高と大きく反発したため、今朝は利益確保の売りに押されたのか小反落となっています。昨日賑わった新生銀行や三井住友トラストなどの銀行株も小甘くなっています。

アドバンテスト(6857)やファナック(6954)が売られています。ファナックはiPhoneの筐体を削るためのロボドリルで茨城県に新工場を開いたばかりですが、アップル社の減産により、当てにしていた大量受注が消えました。アップル社は夏に金属製ではないプラスチック樹脂製の「廉価版iPhone」を発売する可能性が高く、その場合は金属加工用ドリルは不要になるリスクも浮上しています。

キーコーヒー(2594)は3月上旬に創業家出身の元社長や取引先が合計117万株(発行済み株式数の5.2%)を売り出すと発表し、同時にキーコーヒーも32万株(同1.4%)の金庫株を放出するため、株式需給の悪化を警戒し、売られました。

一方、政府が昨日、産業競争力会議(議長・安倍首相)を首相官邸で開き、農業強化策の検討に入り、安倍首相は「農業を成長分野と位置づけて産業として伸ばしたい」と強調したと報じられたため、井関農機(6310)や日本農薬(4997)や日本配合飼料(2056)や肥料メーカーのコープケミカル(4003)などが買われています。

ブリヂストン(5108)は2012年12月期決算は営業利益が前期比49%増の2,859億円と過去最高益更新したことで買われました。天然ゴムなど原材料の価格が下がり、日米でタイヤの値上げが浸透したことや、鉱山車両用の超大型タイヤも伸びました。

携帯電話販売代理店のティーガイア(3738)はSMBC日興証券が投資判断を「2」(=中立)→「1」(=アウトパフォーム)に、目標株価も820円→1,000円に引き上げたことで買われました。

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